むかしむかし…
それはそれは美しい
美少年がおったそうな。

自分より強い者がいないこの地で
つまらなくなった鬼は
西へと向かい
京の都へとたどり着き
大江山に城を持ち
日本中の鬼たちを子分にして
京都で次々と人間をさらって
食べていたそうな…

日本三大妖怪に入る
その最強の鬼は
酒好きなのもあり
「酒呑童子(しゅてんどうじ)」と呼ばれた。

時は平安時代…
最強の鬼
酒呑童子に
陰陽師「安倍晴明(あべのせいめい)」や
源氏四天王が
戦いを挑んだ。

そして激しい戦いの末
酒呑童子はついに首をはねられたのだが
その首は安達太良山まで飛び
最期をとげたそうな…

今もこの近くの寺には
酒呑童子の墓があるのだ。

時は同じく平安時代…
京の都に
これまた美しい姫がおったそうな…
その美しい姫はやがて
女の子を産んだのだが
その子は生まれながらにして
不治の病だったという…

その病を治すには
胎児の心臓が必要と言われた姫は
娘を残し
お供をつれて
胎児の心臓を探す旅に出た…

ちょっと違うかもしれませんが
これが僕が記憶している
日本昔話か何かでも聞いたことがある話で
この安達太良山にまつわる話だそうです!
いや~面白いっすね~!!
こういう面白い物語がある場所
他にももっとないかな~!

















