みなさんは出社してからまず何をしますか?メールチェックやルーティンワークなど、簡単なタスクを優先していないでしょうか。私自身がそうですが、これは効率的ではないのだそうです。簡単で慣れた仕事から手を付けると「やった気」にはなりますが、結局、重要な仕事まで手が回らなかった、という経験はありませんか。そこで、午前中の1時間は必ず「緊急ではないが重要」なことに使う時間を確保するのがおすすめなのだそうです。
「緊急ではないが重要」な仕事とは、日々のタスクを4つの領域(①緊急で重要、②緊急ではないが重要、③緊急だが重要でない、④緊急でも重要でもない)に分類した時の②に該当します。①のように、ルーティンワークのような慣れているタスクや結果が出ると分かっていることを先に、②のような新しいタスクをつい後回しにしがちです。②のようなタスクは、今取り組まなくてもすぐに困ることはないかもしれませんが、自分の人生の目標達成につながる大切なタスクになるはずです。
この②のようなタスクを、午前中の1時間を使って取り組むことが良いとされている理由は、次の理由からです。まず、朝起きたばかりの時間は、睡眠によって脳が整理されている「ゴールデンタイム」であることです。夕方になれば体が疲れてくるように、午後は脳も疲労するので、やったことのない仕事、難しそうな仕事は午前中に着手することが向いています。また、重要度の高いタスクややったことのない仕事にトライするには、集中力が必要です。人間は1時間も集中すれば脳は疲れてしまうといわれていますので、こまめに休憩をとることも推奨されています。
まずは、タスクに優先順位をつけることから始めてみると良いと思います。そうすれば、②のようなタスクも取り掛かりやすいのではないでしょうか。先を見通すことができれば、結果が出るとわかっているタスクを優先しないで、先に達成したい明確な目標に向かって努力することができると思います。自分の成長のためにもぜひ午前中の1時間を意識してみてほしいです。
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