オリンパスのタフシリーズ(TG)とコンセプト丸被りのアウトドアコンデジです。TG6(第848話参照)を所有しているので比較まで。
先代WG80と新型WG90はまず一緒です。違うのは、WG80はオレンジ色が発売されていてロゴがリコー、WG90はブルー色が発売されていてロゴはペンタックスです。ボディ周りのロゴはWG90の方がしっくりカッコよい気がします(箱や取説にはペンタックスとリコーの表記が所々混在してます)。
GPS性能などを備えたTG6の方が圧倒的に優れている気がするのはわかっているのですが、画素数は1600万のWG90が上回っています。とはいってもコンデジなので一眼持ちのカメラユーザーにしたらTG6もWG90もこれでまともな写真を狙うということはないでしょう。水の中に入れて遊んだり、砂の中に刺したり埋めたりしてローアングルで撮ったり、上から落として撮るとか、雨や雪の中など悪天候下で使い倒すなど高価な一眼ではできないことのために購入しているのだと思います。工事現場用とか山中スポーツ競技者(オリエンテーリングなど)はともかく、一般人からしたらスマホがある以上、遊び半分の特殊な用途しかないわけです。
そこのおもしろさがウリなわけですが、レストランやコーヒーショップなどで通行人がカメラに引っ掛けてヒヤっとする場面はカメラマンあるあるですが、これなら落としても踏んづけてもコーヒーこぼしても関係ないので気楽に使えます。
楽しみの一つであるマクロ顕微鏡モードがTG6より格段に劣る気がします。AFは遅いし、顕微鏡モードで写真は採れても動画が撮れないような気がします(まだよく試していないのですが)。付属のマクロスタンドも結構取れてしまうので持ち歩きに向かず使っていません(46mmフィルターがつけられるのは良いのですが残念)。とはいえ誰しもスマホを持っているご時世にコンデジを作り続けてくれるだけでもメーカーに感謝すべきでしょう。
普段ポケットに入れてサッと取り出して撮って、落としたり汚れたりする前提での1台と割り切れば使用頻度は日常的に増えそうです。落として踏んで蹴飛ばして濡らして汚して、その瞬間のシャッターチャンスが欲しい人にTG6かWG90をお奨めします。
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