雑務にはお茶出し以外にも定期的に必要とされるお仕事があります。その中でも、私がよくしている雑務として挙げられるのがシュレッダーです。
お茶出しのようにビジネスマナーを学ぶことのできる仕事ではありませんが、仕事の基礎を学ぶことのできる仕事だと考えています。入社したてでシュレッダーの仕事を任せてもらった時に、個人情報はそのまま捨ててはいけず、見えないようにしなくてはいけないのだと説明していただき、たくさんの個人情報や会社の機密事項を処理することで、個人情報の大切さを実感できました。
簡単な作業で地味な作業のようですが、「お客様のことや会社のことを考えて行動する」という仕事の基礎をここから学んだように思います。その後にブログで個人情報をテーマに執筆する際、調べている過程で個人情報保護はとても大切なようでいて意外とできていない会社も多いと知りました。
ということは、このような雑務は問題意識をもつことのできる人材を育てることにもつながるということではないでしょうか。簡単で地味な仕事だから任されると不満に思う方もいるかもしれません。しかし、雑務経験を経ることでいざ仕事をする、という時でも質の良い仕事ができるようになるのではないかと思いました。
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