大学生のほとんどの人が悩むであろう就活について書いてみたいと思います。私は現在大学在学中の現役の学生です。私自身、就活に対してやる気が起こりません。というのも、私は就活そのものに対して良いイメージをもっていないためです。他には、やりたいことが分からなかったり、働くこと、組織に属することに抵抗を感じていたりする大学生がいるようです。
現在の就活システムは、企業が効率良く大学生を採用するためにできたと言われており、「企業が求める答えを言える人」を演じなければならないと感じます。また、「就活生らしい」服装、髪型を求められる割に個性を出す必要があり、就活時しか使えないであろうマナーやルールに対して意味を見出せないと感じています。
就活をしなくても、進学や留学、資格の取得、個人事業主になる、フリーター・ニートになるといった道はありますが、いずれも金銭面での苦労は拭えません。しかも、新卒の方が就職しやすのが現状です。新卒と既卒では、内定率におよそ倍以上の差があるそうです。
就活をしなくても就職をする方法もあり、それは公務員になる場合ですが、この場合も採用試験、面接、内定の流れが一般的であるので楽をして就職できるわけではないので一般的な就活をしたくない、という人には向いているかもしれません。
私は、周りの人(就活を経験した人もそうでない人も)から、就活は経験しておくべきだ、と言われます。働きたくないわけではないのでいずれはすることになると思いますが、その時はどうせなら前向きに取り組みたいので、一種のイベントと捉えようと考えています。
私のような一風変わった考えの学生はやはり企業からは敬遠されてしまうのでしょうか。他のみなさんと同じくクローン人間のように振舞い、思ってもいない模範解答をマニュアル通りに言える人間が企業には求められているのでしょうか。「私は普通の学生と考えが変わっていると思います」と言ってみたところ、「だったら採用してみたい」と言ってもらえた初めての企業がオフィスタだったので、今こうしてオフィスタではたらいてみながら「自分のどこを評価して受け入れてもらえたのだろうか」と日々模索しながらお仕事しています。こんな私が他人の就職活動を手伝う業界に従事しているのも因果なものです。
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