第748話「テレワーク、在宅、リモートのお仕事探しについて」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 

 コロナ禍の影響で求職者に今一番人気なのがテレワークのお仕事です。テレワークのお仕事は闇雲に探しても手に入れられるものではありません。そこで、今回はテレワークの現状について人材市場の推移動向を日々見ているオフィスタだからこそ知っているテレワークの秘密、そしてこれを読んでいるテレワーク希望のオフィスタ登録者に向けてメッセージも書いてみます。

 

■まずテレワークと言ってもいくつかの種類に分類されます。

【タイプA】:長年の経験と知識を有する者でその業務のほぼ全てを把握しているからこそ自宅を職場に見立てて同様の作業が出来るテレワーク(その会社で長年経験を積んだ人向け、正社員向け)

 

【タイプB】:1カ月~半年程度の研修やある程度の実践を積めば、基本的に作業の基礎部分はルーチンワークであるため一連の流れを覚えてしまえば在宅でも作業できるテレワーク(テレワークを希望する中途採用の人向け、単調な軽作業では物足りない人向け、長期テレワークを希望する人向け)

 

【タイプC】:データ入力など誰でもすぐに在宅で作業できる軽作業テレワーク、または数日~数週間研修を受ければ習得できる程度の軽作業(テレワークを希望する中途採用の人向け、スキルアップなどはあまり気にしない人向け、一昔前で言うところの内職)

 

 

■テレワークの現状

 コロナ禍でテレワークを希望する求職者の需要は大きい、一方でテレワーク求人募集は全国的に少ない。つまり需要と供給が全く合っていないのです。テレワークを希望する人が世の中に千人居たとします。全員にテレワークのお仕事を回すためには最低でも千件の求人が必要になりますが、現状は希望者千人当たり1~2件程度しかテレワークのお仕事は市場にありません(0.1~0.2%)。世の中に何十万人何千万人の人がテレワークを求めているかわかりませんが、その多くの人にはテレワ-クのお仕事は回ることはあり得ないということです。

 

 例えば、皆さんも見聞きしたことがあるであろう某有名求人サイトにおいて昨年12月に掲載された何十万件もの全ての求人記事の内、都内で最も反響があったお仕事はなにかご存知でしょうか。ここでいう反響というのは応募者総数のことを指します。みなさんもご利用されたことあるサイトだと思いますが、昨年12月に最も応募が多かったのは一般社団法人日本雇用環境整備機構が掲載したテレワークのお仕事案件で応募総数は2600名、第二位はこれまた一般社団法人日本雇用環境整備機構が掲載したテレワークのお仕事案件で応募総数2200名と、第三位を大きく引き離してワンツーフィニッシュを飾っています。リクナビ・エンジャパン・インディード・はたらこねっとなど巷に存在する求人サイトに企業がお仕事を掲載した場合、応募者が20~30名来れば大反響殺到中と呼ばれる中でこれは驚異的な数字ではないでしょうか。需要と供給のバランスは崩壊しているという意味がこの数値からはっきりとお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

■テレワークで需要と供給のアンバランスは何故起きているのか

 企業にとってテレワークを利用する理由はコロナ禍に起因します。出勤制限のために在宅勤務を導入している企業が大半で、その目的は社員の非出勤なのです。先のタイプAいわゆる社員向けの労働スタイルとして日本企業はテレワークを使っており、中途採用の人材のためにテレワークを導入するという考えはほとんどないのです。

 

 しかし、中途採用でお仕事を探している方はタイプC(最初から完全テレワーク)を希望しているはずです。しかし、タイプCテレワークはそう簡単には求人を見つけることが出来ないと思います。何故なら昨日今日入社した新人に「じゃあ自宅でお願いね」と作業を頼んだところで右も左もわからない人にできるわけがありません。そうなると、右も左もわからに新人がその日から自宅でできる作業って何でしょうか。スキル不問でタイピングだけのデータ入力や封入作業などいわゆる誰でもできる軽作業に限定されるのは当然です。これはこれで依然人気職なのですが、現在、東京都内で簡単な軽作業のパートアルバイトの平均時給は1100円前後です。最低賃金の最も高い東京都でこれですから、地方では軽作業なら800円台も普通です。つまり企業はテレワークで作業させる労働者が必要ならばハローワークでも自社HPにでも1100円で募集を出せば人手には困らないのです。リクナビやエンジャパンに何十万円も広告費をかけてまで、ましてや高い派遣料金を請求される人材派遣会社に依頼してまで軽作業をテレワークで働いてくれる人材を探すわけがないのです。タイプC向けのテレワークが世に出回らない理由はここにあります。だからこそ、求人サイトに出現すれば待ってましたと言わんばかりに倍率何千人なんてことが起きてしまうのです。

 

 何故こんなに異常な応募倍率になるかということを考察してみましょう。一般社団法人日本雇用環境整備機構が募集したテレワーク求人記事を見てみましょう。これは典型的なタイプC案件でした。仕事内容はデータ入力でした。タイピングができれば誰でも作業が出来るということで老若男女、現在失業中の方からWワーク希望者から主婦の方から大学生まで幅広く、PCスキルが達者な方からタイピングしかできないという方までおよそ考えられるあらゆる方から応募があったそうです。また、タイプCであるため研修を要せず完全テレワーク(=いきなり在宅可)ということもありネット環境とPCさえあれば作業できるため北海道から沖縄まで果ては海外在住の方からも応募があったそうです。また時給も1200円相当が用意されていたためパート平均時給より高額だったため(最低賃金の低い地方県在住の方にしてみればパートで1200円はかなりの高給に映るはず)、12月は例年ボーナスをもらって退職する人も多いし昨年はコロナ禍で12月解雇の労働者もいてお仕事探しをしている人が非常に多かった、一方で完全テレワークの案件が市場に全然なかった、これらの要素が組み合わさって応募者殺到につながったものと思われます。このご時世もあってタイプCのテレワークを狙っていくのであれば大方運次第と割り切った方がいいでしょう。

 なお、タイプCテレワークの場合、フルタイムは話すと長くなるので割愛しますが、週2~3日のテレワークの場合、一番人気の時給帯はその都道府県の最低賃金+100~150円といわれていて、扶養内で融通が利きやすいのでオフィスタもこの時給帯を主に採用しています。タイプCで時給1700円とか2000円とかもたまに求人サイトで見かけますがこの金額帯だとやはり応募者数は伸び悩み傾向だそうです(某大手求人サイト担当者・談)。誰が見ても胡散臭さは拭えませんが倍率が少ないなら怖いもの見たさで応募してみるのもアリなのではと個人的には思います。

 

 このことからテレワークのお仕事を探すのであればタイプAとタイプCは絶望感がありますので、確実にテレワークのお仕事を取りに行くなら狙い目は断然タイプBになるはずです。

タイプBは「慣れればテレワークも可」というものです。一定期間は普通に働いて、一連の業務を覚えたら自宅でもできますという類のものです。習得に時間を要するわけですから軽作業よりも一段上の業務になるはずです。それなりのバックボーンスキルが要求されるかもしれませんのでタイプCのようにいわゆる誰でも応募できるというわけにはいかないでしょう。しかも、出勤を要するということは通勤圏内の人しか応募しない(遠く離れた地方の方は応募できない)わけですから、この二点だけでもグッと応募倍率は絞られるはずです(とはいえそれなりの応募者数は覚悟すべきでしょうが)。

 

 

■テレワークの仕事を手に入れるためにはどうしたらよいか

 コロナ禍の沈静化に伴いテレワーク希望者もおのずと減少するでしょうが、コロナ禍が収まれば企業もテレワーク募集をしなくなるので同時に求人募集も減ってしまうわけです。新しいワークスタイルとしてテレワーク導入企業も中にはあると思いますがそれはタイプAとタイプBの人だけが対象です。コロナ禍があってもなくてもタイプCが増えることはありません。現在求職中の方はタイプAになるわけにはいかないのでやはり将来的にもテレワークを希望するならば狙い目は断然タイプBでしょう。コロナが沈静化すればタイプCは一気にお役御免で失職する可能性も高いですが、タイプBは出勤という形で組織に残れますし、タイプAに格上げの可能性も秘めていますので有利です。

 派遣会社やエージェントがテレワークの仕事を仕入れてくることは期待できないでしょう。となるとテレワークで働ける仕事を自社で創出できる企業を探し当ててホームページなどをこまめにチェックしておくとよいでしょう。もちろんテレワークを定期的に創出できる企業などそうそうないでしょうが、例えば一般社団法人日本雇用環境整備機構のように定期的にテレワークのお仕事を生み出して昨年だけでも全国約600名のタイプCテレワーカーを生み出した実績がある組織も存在します。今年も500~800名のタイプCテレワーカーにお仕事を提供する予定があるそうなのでこういう大規模なテレワーク支援の団体は今の国内では珍しいので、こういう知る人ぞ知る隠れた企業を各々が見つけ出して要チェックするのがよさそうです。民間企業はコロナ禍でどこも体力がないので官庁系公益法人の方がテレワーク募集はチラホラみかけますね。

 

 

■オフィスタならテレワークのお仕事が手に入れられるのか

 この先テレワークのお仕事が1万件でてこようが10万件でてこようが世の中の希望者全員に行き渡ることはないのですから、それでしたらオフィスタは特定の人にだけテレワークのお仕事をを回そうと考えています。「特定の人」とはもちろんオフィスタの登録者のみなさんのことです。本当にテレワークで働きたいという方にタイプB・タイプCの案件を極力応募倍率を下げて提供しようと試案中です。

 

(1)実は先日タイプCのテレワークのお仕事を仕入れてきました。一般公募すると倍率が高くなることが分かっていましたので、1月21日付でオフィスタの登録者で且つメール便を読んでいる方にだけ限定でコッソリお知らせしました。募集期間は3日間経過で早々に締め切る予定でしたが、開始2時間弱で早くもパンクしてしまいました。この点につきましては、たくさんのご応募をいただいたにも関わらず本当に申し訳なく思っています。夜家に帰ってメール便を読んで応募したらもう終わってしまっていたという方もいらっしゃったかと思い、予想外の反響に事前の想定が足りずご迷惑おかけしましたことお詫び申し上げます。

 

(2)この反省を踏まえ今後は更に限定して公開する必要があると考え、本当にテレワークのお仕事を熱望している人にだけ紹介していきたいと思います。その熱望を計る術としては、『テレワークのお仕事に日頃頻繁に応募しているかどうか』を記録させていただき判断材料にすることを検討しています。また、一度テレワークのお仕事を紹介された人は次回一回応募はお休みしていただくなど出来るだけ多くの人に公平にテレワークのお仕事が行き渡る機会を増やすように検討が必要だと思っています。テレワークのお仕事をいくら仕入れてきても即日完売では、テレワーク希望者全員にお回しできることは決してできないのでどうしたらよいか考え中です。

 

(3)優先するのはもちろんオフィスタの登録者です。特にオフィスタのメール便、メルマガ、ツイッター、フェイスブック、インスタ、公式ホームページ、公式ユーチューブ、本ブログを読んでいる方を最優先してテレワークのお仕事を提供していきます。よってテレワークのお仕事はできるだけ一般公募(リクナビやエンジャパンなどに掲載する事)はしない方向で考えています。こまめにオフィスタの発信情報を読んでいる方だけが入手できるような形で制限されると思います。特にタイプCのテレワークはオフィスタ登録者以外の方への一般公募は原則致しません。

 

(4)テレワークという表記を敢えて避ける場合があります。「テレワーク」という文言があると応募倍率が増えてしまうので、一見テレワークではないような募集記事で実は応募してみたらテレワーク(またはテレワークも選択できる)というような形式の記事を隠していくかもしれません。テレワークだから応募したという動機もいいですが、やはりお仕事は仕事内容や業界業種などに関心があって応募いただくのが我々も派遣先も一番嬉しいことですからね。応募倍率を上げずに、このお仕事自体に本当に興味ある方に行き渡るのであれば色々な意味で有効かもしれません(紹介予定派遣で正社員採用したい企業さんが敢えて表向きハケンで募集を出す手法をよく使いますが、それの応用版といったところでしょうか)。

 

(5)今後の朗報としてオフィスタは元々週2~3日や時短の扶養内ではたらくお仕事を専門としています。子供が急に熱を出したので突然の休暇などはオフィスタのスタッフさんなら日常茶飯事で、それを当然であると認識している勤務先としか取引しない国内唯一のママさんハケンです。そのため、コロナ以前から急な欠勤のときは在宅を認められている職場も多く、比較的タイプBテレワークのお仕事は令和4年コンスタントに入荷することができます(と思っています)。他の派遣会社に比べて、オフィスタはコンセプト的に派遣先企業もスタッフさんもテレワークと相性がいいハケン会社ですので、年間通して定期的にご提供できる目途が立っています。問題はそれをどう希望する方に安定供給していくかなのですが…。

 

 

 コロナ禍でテレワークを希望する方が増えるのは当然ですし、微力ながらそのご期待に応えるようにと思っておりますので、(どう頑張っても希望者全員にお回しは出来ないかもしれませんが)オフィスタに期待を寄せていただけているご登録者の方々のためにオフィスタでしかできない方法で尽力しますのでどうぞよろしくお願いいたします。一人でも多くの方とご一緒できるご縁を作りたいとオフィスタ職員一同願っています。

テレワーク希望者はよかったら是非オフィスタへご登録お待ちしております。

 

※オフィスタは近日、ゲリラ的にテレワークのお仕事をいくつか一般公募以外の方法で立て続けに発表する予定あります。(R4.1.22時点)

 

 

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