第739話「12月の就活メリット・デメリット」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 

 求職者の動き、企業の求人活動には毎年波があります。一般的には企業の求人が頻繁に出やすい時期は社員が辞める時期となります。社員が辞める時期とはどんなときでしょうか。顕著なのは7月と12月のボーナスをもらって退社する、3月の年度末をもって退社する、新入社員が辞め始めるGW明けの4回は大体例年同じです。今年はコロナ禍の影響で仕事を辞めるという選択をする人は当然減っていたように思いますし、多くの会社が赤字決算であることから暇で人手に困っていないという企業が見受けられました。

 

 一方で求職者が活動する時期、しない時期というのも例年パターンがあります。求職活動する方が少ないのは春先で、GWもあるし新入社員を採ったばかりなので企業求人が少ないことから求職者も少ない。また、オフィスタはママさんハケンということもあり、子供が夏休みになる7~8月も活動の足が止まります。そして年末の12月です。

 

 1月は年の初めで今年こそ職を見つけるぞと気合十分の人が多いため活発です。逆に12月はもう年末だし焦らず年が明けてから職を探そうかなという考えの人が多いです。1月はライバルが多いし、12月はライバルが少ないという事です。しかも、正月明けの新年早々求人募集を掛ける企業は非常に少ないので、1月に就活を開始した人が目にしている仕事案件は大体12月内に出された募集案件なのです。であるならば、12月のうちにライバルも少なく応募倍率も少ない12月のうちに就活をスタートした方が利ありでしょう。

 

 なにより、12月に職を見つければ、勤務開始は年明けからだったとしても“無職で年越し”と“仕事が決まっての年越し”では気持ち的に違うのではないでしょうか。年末年始は普段会わない親族・友人とも会う機会が多いと思いますので「久しぶり、今何やってるの?」なんて聞かれたときに“無職です”と言わないで済むのはなんとなく気が楽という意見もあります。

 

 実は企業側も年内に人材を決めて休暇に入りたいため内定率が高めです(いわゆる審査が甘い)。企業担当者も人材を決めて年を越したい気持ちは一緒なのです。

こう考えると12月の就活はメリットが大きい時期でもありますから、求職中の方は是非年に一度のこの機会を有意義に活動ください。デメリットとしてはイベントやら家族での行事が多い時期なので、その中での就活なので忙しい時期がより一層忙しくなること又はそれらを犠牲にする覚悟は要るかもしれませんということくらいでしょうか。

 

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