第710話「育児者ですが今日から社会復帰します」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 

 これが、どれだけハードルの高いことなのかを、自分自身が妊娠・出産をして身を持って実感しました。今日からオフィスタに採用され勤務することになりました。

私は約10年前に結婚をし、それと共に当時正社員で働いていた会社も退職をしました。すぐにでも子供が欲しかったのですが、思ったより簡単に子供はできず、「このまま子供ができないのなら、もう一度正社員として働こうかなぁ…」なんて思うこともありました。そして不妊治療相談を経て、無事に元気な男の子を妊娠・出産しました。小さな命を目の前にしてからは、「仕事がしたい」なんて気持ちは一切無く、毎日子供との時間を幸せに過ごしていました。そして3年後に二人目を出産。元気いっぱいな子供たちとの生活や、目が離せない時期も過ぎた子育てにも慣れ、「そろそろ社会に出たいなぁ」と思うようになりました。

 

 しかしながら、私が育児の中で最も大事にしたい事は、「子供に寂しい思いをさせないこと」でした。自分が社会復帰を果たすということは、少なからず子供たちに「寂しい思い」をさせてしまうのではないと、頭を抱えました。私の場合、両親は遠方に住んでおり、主人の両親はフルタイムで働いている為、子供の預け先がありません。そんな中、子供たちは私が働くことに対してどのように思うのか、また、学童や延長保育を使って本来帰る時間に帰ることができないことについて、聞いてみることにしました。子供たちは揃って「仕事して欲しい。寂しくないよ!学校(幼稚園)に居残りするのが楽しみだなぁ」と言ってくれました。小さな子供に背中を押され、社会復帰する決心がつきました。

 

 ところがいざ就活を始めると育児中の母親が働ける環境がある職場を探すことは本当に苦労しました。先ほど記述したように、私には頼れる人が近くにない為、子供の体調不良で急なお休みをいただく場合は、欠勤せざるを得ません。子育てしている母親は、たとえ自分が健康や体調に気を付けていても、子供の体調は予測できないのです。昨晩までは元気いっぱいだった子供が、急に夜中高熱を出すこともあります。また、子供のお迎え時間の関係で14時頃には帰らなければならないときもあります。就活では何社受験しても面接で尋ねられるのはそのことばかりで、1社たりとも内定をもらうことができませんでした。予想はしていましたが、予想をはるかに超える高い壁に「え、子供が小さいと就業ってここまで敬遠されるものなの?」ということを初めて知りました。

 

 それらを理解して頂ける企業に巡り合えることは、本当に幸せなことであり、もっとそのような企業が増えていくべきだと実感しました。まさにそれを実践しようとしているのがオフィスタであり、私はたまたまネットで見かけたのですが壁を見事に崩していただき就業にやっと辿り着けました。「ママさんを支援するためにはその苦労を知っている人の方が共感できるし、親身に考えられるし、本気で仕事に取り組めるし、スタッフに喜んでもらえる」との経営手法のもと、今度は私が同じように壁ができているママさんを支援できるようにオフィスタで頑張りたいと思いますので、もしご一緒する機会がありましたらどうぞよろしくお願いします。本日令和3年6月14日付にてオフィスタに入社しました、初仕事がこのブログ執筆になりました。

 

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