週1回以上スマートフォンでインターネットを利用しているユーザーは85%で、PCで利用するユーザー(46%)を大きく上回ったとのニュースをみた。スマートフォンのみでインターネットを利用するユーザーは46%、スマートフォンとPCを併用しているユーザーは39%だった。スマートフォンのみでインターネットを利用する割合は、若年層に顕著で10代は7割が「スマートフォンのみ」と回答したとのこと。
気になるのはキーボードのタイピング能力の低下が上げられる。10代の若者ならば現職で勤労している者も少ないだろうし、将来就職してからいくらでも身につけられる習得能力はあるでしょう。気がかりなのは、25歳以上の者でネットやPCはスマホのみという方である。最近目立つのは“自宅にPCを持っていない”という求職者である。これではエクセルやワードを駆使して履歴書も作れないのではないかと思ってしまう。現実問題として「PC持っていないので履歴書が作れない」とか「PC持っていないので添付で送ってもらった書類が読めない」という求職者からの問い合わせも増えてきてスムーズな就活を阻んでいる。スマホがあれば困らないと考える人もいるかもしれないが、実際にPCを触らせてみると“自宅にPCを所有していない人”というのは全体的に“PC操作”という点で能力値は低く、キーボードのタイピング速度も十中八九遅いという特性が見られます(だからPCに興味がなく所有していないともいえるが…)。育児中女性など元来PCが苦手で且つ子育てでPCにどっぷりつかれる時間的余裕もない方もいらっしゃるでしょうし、スマホの気軽さに甘えてしまう気持ちもよくわかりますが、一昔前にガラケーが全盛期にメール文をものすごい速度で打ち込める若者が多数いましたが、ガラケー消えた今ではそのような技術は何の役にも立たないでしょう。同じく当面の将来は業務はキーボードを使って打ち込むことが多いと思いますし、現状国内の大半の会社はキーボードを使ってPC操作しているはずで、スマホが達者でも業務ではあまり役に立たないかも。10代の若者がスマホしか持っていないのは仕方のないことですが、求職中の人で特に事務職を希望される人は、職場で嫌でもPCを使う羽目になりますので、PC所有は自己への投資だと考えます。どんなにスマホが使いこなせても業務で役に立つ機会はあまりないと思われます。就活のためにスーツを新調しなければならないとか、履歴書作成のために顔写真をちゃんとした写真屋に取りに行かなくてはならないなど、PC所有も就活の三種の神器みたいなもので手痛い出費かもしれませんが、この就職難で事務職を勝ち取るための投資と思って買い揃えるのが吉でしょう。スマホよりもやはりキーボード・タイピングに普段から慣れておいた方が有利です。
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