第486話「軽く飲みやすいスコッチ」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 仕事帰りや寝る前にウイスキーを一杯で疲れを取るのもいいものです。育児中のママさんもはたらくOLさんも一時の清涼水・生命の水ともいえるお酒。私はスコッチ党なのでウイスキーでもバーボンや国産ウイスキーはあまり飲む機会はないのですが、それでもスコッチは蒸留所だけでも100以上存在すると言われていてシングルモルトウイスキーを極めようと思ったら時間もお金もかかりそう。よってキリがないのでブレンデッドで軽く飲みやすいものはないかと探しているうちに辿り着いたのが以下の2本です。国産ウイスキーのハイボールよりも「スコッチソーダ」と注文するといかにもビジネスウーマンらしくて格好いいかも。毎日仕事帰りに駅近くのバーで1人で寂しく一杯飲んで帰っている私ですが(本当に1杯立ち飲みで正味10分くらいですけど)、酔い過ぎず気持ちよさだけが残る丁度いい感じで帰路につけます。女性の場合、ウイスキーは苦手な方も多いと思うので軽くドライにスッキリ飲めるものがいいですね。以下の2本はウイスキー初心者でもハイボール(ソーダ割り)にして飲みやすいし、注文してもお洒落で通好み、世界的に有名な銘柄だし人気もあるのでBarやサロンならまず置いてあると思います、しかも安価でちょっとワンショットにピッタリですよ。カクテルだと1杯だと物足りないし、ビールや日本酒を仕事帰りにというのも抵抗ある・・・女性は色々周囲の目も大変ですよね、お洒落なキャリアウーマンっぽく定番の国産角ハイボールを卒業してスコッチでしかも銘柄にチョットだけこだわってみませんか。

 

【カティサーク(Cutty Sark)】

有名な帆船の名前の1923年誕生のスコッチウイスキー。飲みやすく価格も手頃なので初心者にお勧め。白ワインのような白色が珍しく、シェリーっぽさを感じながら飲めて、とても軽いというのが特徴です。ウイスキー特有の燻製のような焦げた香り(ピート)が苦手という人もいるかと思いますが、カティサークは水割り・ソーダ割り・コーラ割りなどいずれにしても気になることなく爽やかに飲めます。スコットランドの単一の蒸留所で作られたウイスキーをスコッチシングルウイスキーといい、いくつものシングルウイスキーを混ぜ合わせて作るものをブレンデッドウイスキーといいます。シングルウイスキーはその土地柄やメーカーのこだわりなど特性がそれぞれハッキリ出るのですが(いわゆる地酒ですね)、ブレンドは比較的万人向けに作られています(コーヒーや紅茶と同じ)。カティサークはブレンデッドウイスキーです。メインにはシングルウイスキーのロールスロイスと呼ばれるあの高級酒「マッカラン」が使われているとのこと。寝る前の一杯にもいいですが、アペリティフ(食前酒)にも飲めますよ。炭酸水でハイボールがお勧めで、ウイスキーが苦手という方でもこれなら飲めるはずです(洋酒が苦手の私の母親も気に入って飲めましたし)。スコッチ飲んでみようかな・・・と思ったらまずはここから始めてみてはどうでしょう。ソーダで割る前にストレートで香りだけ楽しんでもいいかもしれません、フルーツ畑にいるようなウットリする良い香りですよ。

 

【デュワーズ(Dewars)】

スコッチウイスキーとはスコットランドで作られるお酒のことです。しかし、世界で一番スコッチの消費量が多いのはアメリカなんです。そのアメリカでスコッチといったらデュワーズと言われるくらい超有名な銘柄です(米国でのシェアNo.1)。1846年創業というから150年くらいの歴史あるお酒なんですね。米国大統領のベンジャミン・ハリソンが大富豪アンドリュー・カーネギーに良質の酒を送って欲しいと依頼した時に贈られた酒がこのデュワーズだったということで一躍全米中で人気になったとか。ブレンデッドウイスキーでメインモルトは最高級クオリティモルトといわれるアバフェルディが原酒に使われています。いくつものシングル原酒をブレンドした後に再度樽に詰めて寝かせるという今では珍しくないがダブルエイジング手法を考案した元祖。日本ではバーテンダーがバーに飲みに行ったときに注文するお酒第一位がデュワーズなのだそうで、通好みの一杯かも。来店して1杯目にデュワーズソーダを頼む客はバーテンからすると一目置かれるのだとか(同業者かよほどスコッチ通だというのがすぐ分かるそうです)。価格もお手頃でスコッチの中でも安価な方ではないかと思います。飲み口はスッキリ爽やか、全体的にバランスが良くてスーッと一気飲みできてしまいそうな軽さが特徴です。ピートは弱めなのですが、ウイスキーらしさは残しています。軽いんですが、「あー、ウイスキー飲んだなー」という思いにさせてくれますよ。

 

 スコッチの世界は本当に奥が深いと思います。一見どれを飲んでも同じようでいて実は1本1本すべて個性が異なる不思議なお酒だと思います。個人的には好みの飲み方はロックかソーダで、味・香りは軽めのシェリー寄りが好みなのですが、是非お勧めのスコッチがあったら教えて下さいね。

 

(参考)ウイスキーについて過去に書いた記事

第98話「スコッチ・ウイスキー」

 

 

 

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