プロ野球選手の若手にセカンドキャリアのアンケートを実施した結果、引退後の希望進路で「一般企業の会社員」という回答が63%を占めて三位だったとの事です(一位・二位は「高校・大学の野球の指導者」)。一般企業の会社員からしたらプロ野球選手は憧れの的である職業だと思いますが、実際にプロ野球選手になった者にしてみれば会社員が憧れに見えるのでしょうか。隣の芝生は良く見えると言いますが、他人の職業は良く見えてしまうものなんですよね。日々当たり前のようにサラリーマン・OLをしていると、それが当たり前になってしまって有難味がないかもしれませんが、失業して仕事を探している人からしたら喉から手が出るほど憧れの毎日に見えるはずです。そう考えると毎日会社勤めでウンザリだなんて愚痴は贅沢なことです。
確かにプロ野球選手というと年俸何億円という稼げる職業に思えますが、一軍で活躍できるスター選手は一握りだし、選手生命も決して長くはないため若手選手にしてみれば働き盛りの30代で引退・失業してしまう、しかも野球一筋の人生で一般社会での就業経験もないということも重なれば尚更恐怖はあるでしょうから、それが一般企業の会社員を希望する理由なのかもしれません。野球解説者なども一定の実績を残したスター選手でなければそうそうなることはできないでしょうし、まだ芽が出ていない若手選手にアンケートをすればセカンドライフにサラリーマンというお堅い回答に答えが集中するのはもっともな気もします。真偽の程は分かりませんが、西武ライオンズはドラフト指名の選手の入団率がとても高いそうでその理由は、もし芽が出なかったとしても西武系列の企業に再就職できる条件が付いているためだと噂で聞いたことがあります。一芸に秀でている者でも、同等以上の能力値の者がごまんといるプロの世界ですから、セカンドライフのことも入団時に既に考えて就職(入団)を決める選手も多いようです。サラリーマン・OLにとってのセカンドキャリアというと脱サラや異業種転職・ヘッドハンティングというイメージがありますが、少なくとも会社員は30代で限界が来ることはありませんから、スポーツ選手よりは心に余裕が持てそうな気もしますが・・・。
自分では平凡な毎日と思っても、他人から見たらそれが憧れということもあります。清原事件が報道されていますが、どんなにお金を持っていても仕事がなければ人間というのは落ちて行ってしまうものなのでしょうか。わたしのような平民からしたら清原選手のように使いきれないほどの資産があって遊んで暮らしたいなと憧れますが、いざその身分になると平凡でも仕事がある日々に憧れるのかもしれません。所詮人間はないものねだりの生き物なのかもしれませんが、仕事があることは充実だと思います。
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