すでに6月ともなると今春の新入社員も各企業でだいぶ離脱者が出てきたころではないでしょうか。大望を胸に秘めて社会に出てきても実際3~6カ月続くかどうかわからないというのが、今の若者の風潮です。高卒になると50%(2人に1人)の割合で入社した会社を僅か3年すら持たずに退社するというデータもあります。退社理由は「合わない」というのが圧倒的らしいですが、突き詰めればストレスが溜まって継続できないということになるそうです。
ある本で読んだのですが、ストレスというのは誰でも溜まるものだし、それを自身がどう逃がすかが大事なのだそうです。この世の中にストレスが溜まらないサラリーマン・OLなんて確かにいないと思います。ストレスに耐えられる容量は人それぞれだと思いますが、コップだろうとバケツだろうとストレスがポタポタと溜まっていけばいつかは溢れてしまいます。早いか遅いかの違いで誰でもストレスに押しつぶされてしまうということです。では、1つの会社で長く続けられる社会人と、数か月~3年しか継続できない社会人は何が違うのでしょうか。溜まるストレスを外に逃がす術を知っているかどうかの違いだとのこと。
ストレスを外に逃がして耐性容量がいつまでたっても溢れることがない人こそ長続きするということです。スポーツであったりカラオケであったり、毎晩友人と飲み歩くなど言われてみれば長続きする人は何かしら遊び上手でもあり友人も多いように見受けられます。普段リフレッシュしましょうという言葉を聞くと思いますが、このリフレッシュというのは人生を左右する位、大切なことなのだと気づきました。軽く考えていましたが、本気で気合を入れて“リフレッシュ”に取り組まないとダメなんですね。