第331話「悪戯かお菓子か」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 もうすぐハロウィンですね。ハロウィンとは、毎年10 31 日に行われる、古代ケルト人が起源と云われるお祭りのこと(語源はカトリックのHallowsEve(聖人の日の前夜)が訛ったもの)。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっています。家庭ではカボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作って飾ったり、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1 軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat:悪戯かお菓子か)」と唱え、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄りハロウィン・パーティーを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよいこととなっています。

ハロウィンは日本ではクリスマスに比べて行事的には発達していなかったのですが、最近は企業でもOL が上司にお菓子やランチをおねだりしてご馳走してもらい、もらえない場合は仕事をサボってもよいと(勝手な)解釈がされるため、ちょっとした上司・部下のコミュニケーションを諮る良い機会として日本企業の各部署でもトリック・オア・トリートが普及され始めています。部下の女子社員を誘いずらいと思っている管理職の方や、たまには上司とランチでも行きたいけれどキッカケがつかめないという女子社員が、ハロウィン行事を利用してたまには私的なコミュニケーションツールとして利用しているようです。そういう意味ではクリスマスよりも職場で気軽に楽しめるのがハロウィンの特徴なのかもしれませんね。


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