第330話「秋バテ対策」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

OFFiSTA オフィスタ・ブログ

はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 最近よく耳にするようになった「秋バテ」という言葉。気候的に涼しく過ごしやすくなってきたにもかかわらず、体調が思わしくない、調子があがらないという人が実際に増えているそうです。この「秋バテ」という言葉は、ここ3年ほどで少しずつ認知が広がってきて、秋の不調に悩まされている人が増大しているそうです。心あたりのある方も多いのではないでしょうか。

■「夏バテ」と「秋バテ」の違い
専門家によると、『秋バテ』は、夏の暑さがようやく和らぎ、過ごしやすい涼しい季節になった頃に現われる疲れやすさ、体のだるさ、体調の悪さなどの不調を指します。『夏バテ』が秋まで長引き、不調が本格化した状態はもちろんのこと、夏の間は何とかやり過ごしてきたのに、涼しくなった途端に調子を崩すという状態が『秋バテ』です。
(1)
朝晩と日中の気温差や、暑い日と寒い日の寒暖差
暑い日がある一方、台風などの影響で、極端に涼しい日もあるなど、日によって気温が大きく変動し、こうした気温差や寒暖差に体がついていけず体調を崩しやすくなります。
(2)
夏の不規則な生活リズム等によって蓄積された疲労
89月は「夏休み」や「お盆休み」等の影響で、普段の生活リズムが狂いやすくなります。またTV、新聞等でもレジャーの話題がたくさん取り上げられ、遊びの予定が増えがちです。しかし不規則な生活リズムは、体にとってストレスになります。また頻繁な外出やアクティブなレジャー体験等により疲れも溜りがちになります。そして涼しく、過ごしやすくなった秋に、蓄積されたダメージや疲労が一気に現われ、体のだるさや疲れやすさを引き起こすことになります。
(3)
冷たい飲食物やクーラーによる、体の冷え
夏の間は、冷たい飲み物や食べ物を摂取することが多くなります。また薄着のままクーラーにあたり、体を必要以上に冷してしまいがちです。こういった生活パターンを秋まで続けてしまうと、冷えが慢性化してしまいます。そして筋肉の冷えはコリにつながり、胃腸の冷えは食欲不振や消化不良、便秘などの症状につながっていきます。


 体の調子を整えるには、何よりもまず欠食せずに3食きちんと食事をとることが重要。特に、体内時計のズレをリセットするために、朝食も抜かずにとることが望ましく、食事の際には栄養バランスに気を配りたいですね。
朝食は、優先してとり「炭水化物+タンパク質」を意識し、例えば、<ご飯+納豆><トースト+チーズ><シリアル+乳製品>といった組み合わせに、時間や余裕があれば野菜や果物でビタミン、ミネラルを補うようにしましょう。また、夕食であれば油っこいものを少し控え、<主食+主菜+副菜>を意識した組み合わせで、栄養バランスが偏らないように気を配るのも重要です。可能であれば、主食に玄米や雑穀米の未精製の穀物を取り入れるとビタミンやミネラルの微量栄養素もとりやすくなるということを覚えておきましょう。
「冷え」が原因の1つとして挙げられる「秋バテ」を予防するためにも、常温のものや温かいものを摂るように心がけ、さらに良質のたんぱく質や不足しがちなビタミンやミネラルを効率よく摂取するために、旬の食材を上手に取り入れることもおすすめ。キノコ類や旬の魚介類、果物などを積極的に食べるようにしましょう。

 なかなか朝は忙しくて朝食が取れない自分としては、少し早めに家を出て会社近くの飲食店でブレックファーストを取っています。幸い秋バテはありませんでしたが体に気を付けるのもはたらく社会人スキルの一環ですからね。

(参考・出典:DIME

オフィスタ公式ホームページはこちら


オフィスタ公式ツイッターはこちら