先日お仕事の一環で、お得意様の主催する講習会に受付手伝いで参加してきました。主な仕事内容は、配布資料の仕分けと受付業務です。午前中が準備で午後から来場者受付です。当日来場するお客様約500名分の資料を、一人分ずつ封入する作業が午前中の主な業務です。作業自体は難しいものではありませんが、資料の量が多いため未仕分けの資料の山が減らず、時間内にすべて終わらせることができるのか少し不安でしたが、いかに効率よく仕上げるかを意識し、スタッフみんなで工夫しながら協力して作業を行なった結果、予定時刻よりも30分以上早く終わらせることが出来ました。ルーチンワークにおいても単に指示されたことをするのではなく、考えながら仕事をすることが大切なのだと勉強になりました。
午前の作業を終えてお腹が空いたころ、ちょうどお弁当が届き、昼食休憩となりました。新人の私にとって、他のスタッフは初対面の方々ばかりでしたが、みなさんとても楽しく昼食の時間を過ごすことができました。一緒に協力し合った仲間だからこそ互いにそう思えたのかもしれませんが、仕事における一体感は心地良いものですね。
休憩でリフレッシュしたあとは、受付業務です。山積みになった配布資料を、1部づつお客さまにお渡ししていきました。資料が多く重いため、「重いのでお気を付け下さい」とお声掛けしながら、笑顔でハキハキと話すことを心がけました。「お疲れ様」とお声をかけて下さるお客さまも多く、その気遣いをとても嬉しく感じました。接客や販売など人と接するお仕事の最大の魅力はこういうところかもしれません。講演会の途中で来場された方には空いている席を探してご案内するのですが、なるべく時間を短縮できるよう、常に講堂内の空席状況を把握するよう努めました。
普段はオフィス内での事務職をしておりますので、このような対外的な業務は新鮮で、普段とはまた違う緊張感の中、自分自身も勉強になりまた貴重な経験を得るお仕事ができてよかったです。なお、このようなスポット仕事の場合の注意点は、やはり穴を開けられないということ、いかなる理由でも遅刻はできないということです。数日前から体調管理を整え、前日は天候やダイヤの乱れがないかなどチェックしながら万全で出勤しなければなりませんので、事務職にはないそういう厳しさもあり、自分のような新人には学ぶべき点は多かったように思います。