はたらいていれば急なお休みというのは誰にでもあるものです。朝起きたらお腹が痛かったり、身内に不幸があったりと、誰にでも予期せず会社を休まなければならない突発事態はあると思います。もちろん仕事は休まずに出社するのは社会人であれば当然ですが、このように休まなければならないことがあるのも人間なら誰しも同じです。とはいえ物事には程度・限度があります。月に1回休むのならまだしも、毎月定期的に3日も4日も急なお休みがあるというのでは話は変わってきます。どのくらいが限度なのかというのは人それぞれ・会社それぞれなので一概には言えませんが通常月に1日程度が限度ではないでしょうか。普段滅多に休まない方が休めば同僚は「どうしたのだろう?大丈夫だろうか?」と思うし、普段から常習的にお休みをしている方が休めば同僚は「またか!ヤル気あるの?」となってしまうことでしょう。日頃から周囲の信頼・信用を得ている人ほど急な休みには会社も寛大ということです。
そのため、育児中のママさんは子供が熱を出したりとどうしても休みが出てしまうことが予想されますので、その分日頃から自身の都合でお休みをとるということを避けている方が多いです。自身の体調が少し悪いくらいではまず休まないというのは、自分の都合で日頃休んでしまうと、子供の都合で休みが発生した場合に周囲から「またか・・・」と思われてしまうからです。中には自身の都合+子供の都合で休んでいるとどうしても年間で休みの日数が増えてしまうので同僚から冷ややかな目で見られてしまうし子供が悪者のように見られてしまうのは子供が可哀想である。子供を悪者にしないためにも普段から自身が休みを取らないように注意しているというママさんも多い。自身の都合で極力日頃から休みを取らないようにしていたら、子供の都合で急に休んでしまった時でも周囲は「お子さん大丈夫?無理しないでね。普段休んでいないのだからこういう時くらいゆっくり休んだら?」と好意的な声もいただいたという事例もあります。
休むというのは会社にとって組織にとってやはり迷惑をかける行為です。普段から自身の都合で休んでおいて子供の都合でも休んでいたら育児者である以上どうしても独身者より休暇日数は増えます。育児中であることへの理解を会社に求めるだけではなく、自身も会社に日頃から貢献し信頼・信用を得ること、それで初めてお互いの理解というのは深まるものです。育児者がはたらくということは決して楽ではないと思いますが、自覚・決意がしっかりしているママさんは子供の都合以外では殆ど休まないため会社からお咎めを受けたという者は聞いたことがありません。子供の都合でお休みしたら上司に怒られた・育児者に理解がない会社だと文句を言う者ほど日頃常習的に自身の都合でも1~2日以上休んでいる方であるというのも統計的にはっきり出ていますので、育児中の方は特に日頃から自己管理もしっかりして自身の都合でのお休みがないように気を付けておきましょう。
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