第315話「遅刻・欠勤対策」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 はたらいているとどうしても遅刻してしまったり欠勤してしまったりということは人間であれば誰でもあるでしょう。もちろん遅刻・欠勤はないにこしたことはありませんが、特に育児中のママさんは子供の病気等で欠勤しなければならない事態に遭遇することもあるかと思います。休んではいけないとは勿論言いませんが、そうは言っても物事何事も限度というものはあります。理由はどうであれ1カ月のうち半分以上欠勤ともなれば、いくら子供の都合とはいえ会社も困ってしまいますし、同僚にかかる負担も大きくなってしまいます。こういう時にママさんの選択肢の多くが、①迷惑をかけるので辞めます、②子供の病気なので仕方がない、の二択です。辞めますというのは育児と仕事の両立ができないという諦めの意味で、仕方がないと開き直るのも自分にはどうしようもないという諦めの意味です。

ここで大切なのは責任感がどれだけあるかです。辞めるにしろ続けるにしろ一緒に働く職場の同僚や会社にかかる負担を考慮していないため、辞めるのは簡単だが残された同僚に降りかかる負担は?とか、続けるにしても仕方がないでしょうの開き直りで継続される同僚や会社の負担は?ということも考慮しなければなりません。あまりにも限度を逸脱した遅刻・欠勤がある場合、本人がどのような対策を立てているのかから見直すべきだと思います。お子様の病気は確かに仕方がないかもしれませんが、対策を全く立てていないというのであれば社会ではたらく以上、無責任だと思います。広い意味で考えれば①②のようなママさんが労働イメージを悪化させ、「子供がいるというだけで就職に壁ができている」現状を生み出す引き金になってしまっていると考えれば、世の中の本当に働きたいママさんが巻き添えを食ってしまうのは残念なことです。

オフィスタでは事前に予測できる遅刻・欠勤に対して対策を立てておくことで「ママさんはすぐに休むでしょう」という悪しきイメージを払拭し、会社からも「こういう対策を立てているなら安心だね、ママさんも見直しました」という言葉をもらえるように努めています。以下は例ですが事前にこういう対策を立てておくだけでも遅刻・欠勤は半減し、会社に対して気まずい思いをする機会もグッと減りますので、ママさんの方も仕方がない・どうしようもない等と諦めないでまずはできることから準備してみましょう。


(例)

・子供の体調が悪い時は両親に来てもらえるように連絡体制を整備しました。

・主人にも緊急時には有給休暇等を使ってもらえるように依頼し家庭内の事情は夫婦で助け合う体制を整えました。

・子供の風邪がうつらないように、子どもが風邪のときは自身の体調管理を徹底するようにいたします。また兄弟にうつらないように子供全員の体調管理を徹底します。

・緊急時に備えてファミリーサポートと契約をしました。


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