第293話「社長多忙」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 「社長が多忙でなかなかつかまらない」という企業さまは、お仕事をしていれば遭遇することがあると思います。会社に電話しても「社長は外出しています」と事務員からの返答、折り返しが来るのを待つのがいつものこと・・・という会社や社長さんもいらっしゃるでしょう。このご時世ですから社長が多忙なのは当然であり結構ではありますが、ハケンでのマッチングが上手くいかないという特徴があります。

原因としては、社内に責任者が不在なため適切な指導がされずらい、細やかなメンタル面も含めたケアがされにくい、コミュニケーションがとりずらいといった点が問題となっています。「社長が不在なので私が対応しましょう」という責任者の代理を務められる人材が設置されている会社の場合は良いのですが、社長以外にはわからないという社風の場合は大体がワンマン経営体質となりますので、その中心人物が社内に居ないというのであれば会社は得てして回らないことになります。

この辺が会社社長の腕の見せ所なのですが、どうやって職員・従業員のケアをこなせるかどうかが大事です。外出先からの携帯電話での指示だけでは人は動かないので、一緒に働く以上は一定時間は社内で時を共有する余裕を作らなければなりません、統計的には1日の4/5以上社長が社内にいる会社は社員の定着率が高いように見受けられます(事務員の場合)。または自身が不在の場合に全権委任できる人材を育て上げているかが鍵になります。採用してもすぐに辞められてしまうの繰り返しで苦労されている会社を見ると、どうしてもこの点が共通項として挙がっているようです。今の新人はすぐに辞めると言われていますが、これからの企業社長は営業よりも社内ケアに重点を置かなければならない時代になったのかなと思います。


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