今週こんな記事を新聞で読みました。「今春、東京大学に入学した新入生の6割が、就職活動に不安を感じている。(東京大学新聞のアンケート)」とのこと。科類ごとでは文科3類の7割が「不安」と回答。受験競争を勝ち抜いた新入生も、近年の就活の厳しさから「東大だから就職には困らない」と楽観してはいないようだ。「就活に不安を感じるか」と聞いたところ、16%が「とても不安」と答え、42%が「やや不安」と回答し、合わせて58%の新入生が「不安」と感じていた。文科3類はいずれかの回答を選んだ新入生が69%を占めた。一方、全新入生中「あまり不安でない」は23%、「まったく不安でない」は8%だった。今後の就活の見通しについては、35%が「厳しくなる」。3割は「やや厳しくなるが、他大学よりも有利」と答えた。東大への入学と就職が直結すると考えている新入生は少ないらしい。
東大・京大という二大ブランドの学生でも現在の就活状況を危機感を持って受け止めているようです。日本はまだまだ学歴社会であり、東大卒は有利には違いないはずですが、一番の問題点は採用枠が減少している、つまり門自体が狭くなってしまっていることに起因するのでしょう。アベノミクス効果で雇用が膨らむかどうかはまだわかりませんが、20歳前後の学生にとっても就職は厳しいと実感せざるを得ないのが、今の日本の現状なのでしょうか。就職・雇用に携わる身としては少々ショッキングでもある記事でした。高年齢者雇用法改正の影響もあるでしょうが、景気が良くなってきているという感触は“雇用”全般ではまだそれ程、感じられていません。