第157話「腕時計」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

腕時計を買いました。実に10年以上ぶりに時計を付け始めました。携帯電話に時計がついていますので携帯=時計としてこれまで過ごしてきたのですが、携帯電話を替えたため従来通りにパッと時計代わりに役を果たせなくなってしまったことがあります。

学生時代は時計を半ばコレクターしていましたし、大学を卒業して社会に出た時には腕時計をしていたのですが、新入社員時代に当時の上司に「お客さまの前で時計を見るなよ。」と教えられたことがあります。会議や接待の席などで時計に目をやるのは時間を気にしていることを相手に悟られてしまうため確かに失礼な行為なんだなと思ったものです。それから何となく時計をすることが面倒になってしまい気が付けば長い間腕時計をしないのが当たり前になってしまいました。

昔の時計を引っ張り出しましたが電池が切れていたり、あまりに形がアンティークなので、とりあえず時間に縛られることが何かと多い私としては時計を買いに行くことにしました。安物の時計を買いに行ったつもりだったのですが、眺めていればついつい昔のコレクター心からあれもこれも贅沢になってしまいます。ちょっと派手かな?と思いましたが気に入ったものを予算オーバーで買ってみました。左手にずっしりくるこの感覚って久しぶりです。まだ癖でついつい携帯を取り出してしまいますが、左手にチラッと目をやるだけで時間が分かるって便利ですね。こんな当たり前のことがこの歳になって新たな発見です。かつての恩師の言葉を守り、お客さまの前では時計を見ないようにという意識は今でも徹底していますよ。

社会人にとって時間は大切なものです。それを知る術も大切です。そしてその中で発生するマナーや気遣いというものもまた存在します。腕時計を身に付けてまた色々と勉強になる事もあるかもしれません。

ちなみに昔は時計といえばアクセサリー・ファッション感覚寄りだったのですが、外を飛び回る現在は実用性に惹かれてしまいます。ぶつけても落としても壊れないG-Shockのような時計が一番使い勝手が良さそうで時の流れで自分の意識も変わってきたもんだなと実感します。いつかはロレックスやタグホイヤーを腕に巻けるように頑張っていきたいものです。


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