みなさまはWEB（ホームページ）を作成したことがありますでしょうか。PCスキルにはエクセル・ワード・パワーポイント・アクセス等々数多くありますが、企業の一般事務職で重宝されるPCスキルのひとつにWEBスキルがあります。
今やどこの企業でもホームページを所有していますが全体的な構成はほとんどがWEB作成会社への外注がほとんどです。実際にホームページを作ったことのある方ならわかるかと思いますが、パッと見のレイアウトがやはりプロにはどうしてもかなわないものです。デザイン力やレイアウト力、配置や色遣いなどのチョットした所で大きな差が出るのがホームページの奥深いところです。
ところが、大まかな全体枠組みは業者に任せるとしても、例えばトピックス（新着情報）の１文を修正するだけ、誤字脱字の修正等の些細な点は自社内部で行うのが主流です。確かに１文修正するだけのために業者発注していては金銭的にも時間・労力的にも重んでしまいますし、早急に削除したり修正したりといった緊急の変更の場合は自社の社員ですぐに対応した方が効率的です。そんなことからWEBの知識者というのは重宝されています。
男性女性を問わず意外とWEBが使える方が少なく、これから一般事務職でご就業をお考えの方にとっては有利なスキルと言えるでしょう。
といってもWEB製作会社のデザイナーになるのでなければ、それ程高度な技術は必要ないはずです。WEB全般の知識とチョットした修正が行えるスキルでも断然有利になります。実際には市販のホームページ作成ソフトを使っての作業になるため覚えてしまえばワード等とそれほど大きくは変わらないのです。
一般事務職ではエクセル・ワードは今や使えて当たり前という中で、履歴書のPCスキルで一歩抜き出るためにオフィスタではWEB知識を身につけておくことをお薦めしています。
一番早い習得方法は市販のホームページ作成ソフトとあんちょこマニュアルを購入して、テーマは何でも良いので実際に自分自身の個人ホームページを公開してみることです。そしてこまめに新着情報や記事更新を行ってみることです。習うより慣れろであんちょこ片手に３カ月も継続する根気があればWEBの一般知識は自然と身についているはずです。そして企業で求められる最低限のWEBスキル以上のものが身についていることと思います。
WEBって敷居が高そうと思っている方が多いようですが、デザイン・レイアウト・絵を描いたり動画を作成したりといった本当の専門分野は確かに敷居が高いです。しかし、実は企業の一般事務職で必要とされる部分だけを見ればそれほど難しいものではないのです。
凝り性の方は徐々に凝ったホームページへステップアップして高度な技術を独学で習得された方も大勢いらっしゃいますが、正直そこまでのスキルは一般事務職では必要ないでしょう。最後に市販ソフトとしてはドリームウィーバー（Adobe社）やホームページビルダー（IBM社）等が主流ですが、これからWEBを覚えていこうという方にはホームページビルダーの方が操作が易しく入門ソフトとして個人的にお薦めです。