癒された日 | 写真家yukko*のVIVIDにゅ~す!

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写真家でファッションコンサルタントのyukko*です。

わたしは、人は幸せでいるために生きていると思っています。
お洋服や写真を通じて自分を見つけ、あなたの幸せをVIVID(イキイキと鮮やかに)に生きようぜ♪

またまた参ってました。@札幌。
 
結構ヘビーな冬うつ状態のココロに加えて、
インフルにやられ、
ずーっとベッドでゴロゴロ。
 
ココロもカラダも調子よくないと、
相乗効果で絶不調。
下る下る、どん底・・・とは言わないものの
結構なところまで下がりました。
 
さらに、札幌の家、無駄に広いから
 
寒い。
寂しい。
こーどーくー。
 
てな感じでした。
片付けも進んでないしさ。
 
で、
寂しいから、姉ちゃんに
もっと夜遅くまでいてよー、泊まっていってようー、
とか言っても
「明日朝早いしねー」とか
「ちょっと今回は泊まりはねー」
 
とか言って断られ、
寂しさ悲しさマックスになってて。
 
で、常々うちのねーちゃんは、
「あんたが一番大事だよー」
と言ってくれてるんですけど、
(うちきょうだい仲いいんです)
 
なんかそこで思っちゃったわけですよ。
 
「一番大事とか言ってるけど、
家族の方を大事にしてて、
結局私を大事にしてくれてないじゃん!」って。
 
で、このパターンね。
そろそろ気づいてはいるわけですよ。
それが自分の長年パターン化してるやつだって。
 
そう、私は相手が自分の思ったようにしてくれないと
それを
 
「思った通りにしてくれない=大事にしてくれていない」
 
と思ってしまう癖があるの。
 
不毛だなあ、これ、なんとかしたいなあ、と思って
頭ではわかっていても
どうもこの癖はなかなか治らなかったのです。
 
だって、「感じちゃう」ことだからね。
いくら頭で仕組みを理解したとしても
感じないようにすることなんてできないし。
 
で、今回、なんか体も元気ないし、
「姉ちゃんいないし、さびしい・・・」って
しゅんとしてたのね。
 
で、姉ちゃんが
「なんか機嫌悪いの?」って聞いてきた。
 
でも、自分でどうもうまく説明できないわけ。
でも、すごい怒ってるわけ。
 
姉ちゃんが帰らなきゃいけないのは頭ではわかるし
だけど、さびしいのはさびしい。
寂しい上に怒りの感情が湧いてくる。
 
姉ちゃんに
「今回は泊まったりは状況的に難しいんだよ。
早く帰るからといってもゆっこのことどうでもいいってわけじゃないんだからね」
とかって言われても
 
そんなんは、わかってるし!
 
って思って、
 
何をどう怒ってて面白くないのかが
うまく言えなくって。
 
で、
そこで夫・登場。
 
電話して、
こういう感じでね、こうなの、ああなの!
って説明したら、
 
さすが夫。
 
「ゆっこはもっとお姉ちゃんに寄り添って欲しかったんだね。
帰ってしまうのは仕方ないとしても
心で寄り添って欲しかったんだね」
 
と。
 
そう!そうなんだよーーおう(泣
 
あのさ、それ、姉ちゃんにうまいこと言ってくれないかな。
 
仕事中だった夫、
えーっ、じゃあ少しだけね、と言いながら姉ちゃんに説明してくれた。
 
なんだかあれこれしゃべってて、
夫が姉ちゃんに何を言ったかわからないけど、
 
姉ちゃんが、夫との電話を切って少しした後、
 
「ごめんね、
ゆっこのこと、すごく大事に思ってるよ。
なのに、ずっといてあげられなくてごめんね。
 
あんたは私の大事な妹だから。
すごく大事に思っているから。
 
あんたは私の自慢の妹だし、
あんたが妹でホントに良かったって思ってるよ。
 
本当は、ゆっこが喜ぶことをたくさんしてあげたい。
だけど、それが今回いろんな事情でできなくてごめん。
 
本当は泊まりたいし、一緒にいたいんだよ、
でもできなくてごめん。
だけど、ゆっこをすごく大事に思っていることは変わらないからね
 
ゆっこのこと大好きだよ」
 
どうやら夫は、
「ちゃんと言葉で言う」作戦を提示したよう。
 
だけどそれ、
姉ちゃんが一生懸命考えて
ちょっとセリフちっくにいってくれてるって
わかったけど、
 
なんかね、それがスススッと
ハートに染み込んできて・・・
 
わたし、号泣。
 
うわーん、うわーん、ぎゃおーん、って
声出して涙とハナ出してめっちゃ泣いた。
ホント、ザ・子供レベルよもう。
 
泣きながら、
ああ、自分の中にはまだこんなに
埋まっていない穴があったんだ・・・って
感じたのです。
 
夫はいつもそれをくれているけど、
でもやっぱり、わたしはこの
「掛け値なしに愛されている実感」を
本当は、おかあさんから欲しかったんだなー。と
泣きながら思いました。
 
おかあさんからもらえなかったから、
近しい人、例えば仲のいい友達とか、
そういう人に求めてしまう。まだ足りない!って。
それをずっとやってきたんだよね。
 
このブログに何回か書いたと思うんだけど、
わたしは、小さい頃、幼稚園くらいかな。に
部屋の隅で母の気を引こうとして拗ねていたことがあって。
 
でも、母はこっちを決して振り向いてはくれなくて。
すごく悲しかった、って記憶が
自分の中にずっと鮮明に残ってたのね。
 
この記憶をたどって、
感情もいろいろ出してみたりしたし
セラピストの人と話をしたこともあるし
心理学の方法で記憶の中の画像を置き換えてみたりもしたんだけど
やっぱりずっと、この記憶が残っていてね。
 
その記憶が残っているから、
「どうせ自分は愛されない」
 
っていうストーリーに置き換わって
現実を作っていたのだと思うの。
 
ずいぶん大事に持ち続けたのねこれ(笑
 
でもね、
今回、こうして姉ちゃんから
たーくさん愛を注ぎ込んでもらったことで、
 
その記憶の中の自分がね、
ちょっと変わったみたいなんだよね。
 
その記憶はまだ自分の中にあるんだけれど、
なんていうのかな、
 
その記憶の画像の中で、
 
「あ、おかあさんが来てくれなくても
自分で立っておかあさんのところに行けばいいんだ」
 
って思ってる自分がいるのね。
 
前は、頭でわかっていても
そんな風には思えなかったのに。
 
やっぱり、肉親の愛ってすごい。
 
姉ちゃん、ありがとう。
 
わたしも、姉ちゃんが姉ちゃんでよかったよ。