みなさん、こんにちは。所長の座を狙い日々勉強中の行政書士です。
先週、企業法務の勉強会に参加してきました。
今回のテーマで印象的だったのは「本社法務部にふさわしい人材」について。
法務部の人材でも、法務畑を一直線ではなく、経営企画や営業・・・つまり法務以外の仕事を経験
させることが重要だということでした。
法務以外の仕事をすることにより、視野が広がること。そして、法務部と現場の時間的な感覚のずれを理解することができるようになる、それが大事だということ。
これは身に覚えがありましたので印象に残ったのかもしれません。
前職で、契約を締結する時、契約書の定型を使用することが多かったのですが、顧客の要望により一部内容を変更することを求められることがありました。
契約段階の現場ではスピードが求められます。
契約書の変更を法務部にお願いするのですが、現場の方は一刻も早く変更後の契約書が欲しい。法務部は内容を慎重に審査する必要があるので時間を要する。慎重な審査が必要なのは理解できても、とにかく一刻も早く修正してほしい!!!
この、現場のスピードについての感覚を持ち合わせた法務部の人材は本当に必要です。
現場がスムーズに動くことができるようにサポートしてくれる法務部、心強いです。そして、現場に対する理解がある法務部の動きが会社の売り上げにも直結する、と言っても過言ではありません。(と、強く思いっていました。今回、改めて感じました。)
現在、当事務所での業務と直結する話題というわけではありませんが、この勉強会に参加することにより大企業の視点に触れることができることはとても貴重な機会です。
小人数で仕事をすることに慣れ過ぎると、視野も狭くなってしまう気がするので、視野が狭まらないように意識を持ち続けたいと思います。
そんなことを改めて感じた勉強会でした。