降り立ったのは田川伊田駅。
田川後藤寺なら聞いたことあったけど
田川伊田は初耳。
でも、降りてみて気づいたけど、
ここは田川市石炭歴史博物館の最寄り駅だった。
そっか、車で行ったので気づかなかった。
博物館については、以前行ったのでパス。
https://ameblo.jp/officepaz/entry-10979621125.html
駅すぐ横にある、博物館につながるトンネル
前の週にイベントがあっていたらしく、
北九州在住のイラストレーター黒田征太郎さんの絵が飾ってあった
それより何よりびっくりしたのが、新しい駅舎
まだできたばっかりで、お店はオープンしてなかったけど、
ゲストハウスとか、シェアスペースとか
オシャレな空間が広がってた。
駅前のアーケード街は、まさにシャッター通り。
でも、そのシャッター通りを逆手にとって、
高校生たちによる絵がたくさん。
インスタ映えを狙ってる・・・らしい。
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ボタ山と香春岳かなぁ。
ズラッと並ぶシャッターだけど、
それだけアーケード街はずいぶん長いし、
昔はずいぶん栄えてたと思われる。
調べたら、人口はこの50年で10万人から5万弱に半減している。
ゴールドラッシュのように全国から人が集まってきて、
炭坑の終焉とともに、潮が引くように人が去っていく。
その間、このアーケードはずっとここにあったのだろう。
じわじわと、年々少しずつ減っていく人口も、
その渦中にいると、なかなか感じないのかも。
何とかしないとねぇ、なんて言いながら何もしない日々。
だけど、さすがに50年は長い。
昔のプライドにしがみついていた人も
やっと諦めの境地に行ける年月なのかな。
新しくなった駅を見ると、
ついに新しい時代へ向かう決心がついた、
そんな気がする。
街は生き物のようでおもしろい。