私の身近な会社では、今日も
”はい”しか言えない者たちを
集めた会議が行われている。
その者たちは、
大した実績をあげることもなく
ただ社長が個人的に気に入って
昇進させた者たちである。
いつもその者たちだけを集めて
会議を行う理由は、ただ一つ
参加者全員がイエスマンだからである。
ところで
よく耳にする
イエスマンとはどんな人なんだろう?
この機会に詳しく調べてみることにした。
その結果
イエスマンとは、
上司や権力者の意見に対して
常に「はい」と従う人、
もしくは従う姿勢を持つ人を指す言葉だという。
本来は中立的な言葉ではなく、
やや皮肉を込めて使われることが多いとある。
そんなイエスマンの特徴を以下に並べてみた。
・上司や多数派の意見に逆らわない
・自己主張が少ない/控えめ
・会議では賛成意見ばかり言う
・波風を立てないことを優先する
・責任追及を避ける傾向がある
・変化よりも現状維持を好む
そして
そんなイエスマンにも長所、短所がある
【イエスマンのメリット】
・組織内の調和が保たれる
対立が少なく、チームがスムーズに動きやすい。
・上司から気に入られやすい
人間関係のストレスを減らし、出世が
早い場合もある。
・指示通りの成果が出やすい
迷わず行動するため、スピード感のある
業務遂行が可能。
・安全志向でリスクが少ない
新しい挑戦よりも確実性を重視するので、
大きな失敗は少ない。
【イエスマンのデメリット】
・創造性が低下する
誰も異論を唱えないため、斬新なアイデアが
出にくい。
・問題が放置されやすい
「おかしい」と思っても言わないので、
重大なミスが後から発覚することも。
・組織が硬直化する
変化に対応できず、環境の変化に遅れやすい。
・心理的安全性が下がる
本音が言えない文化が広がると、社員の
モチベーションが下がる。
多くの経営者たちは、このイエスマンの
メリットに
依存してしまうだろう。
何故なら、周りはいつも反対意見を持たず
言うがままに動いてくれる。
だからデメリットのことなど頭の隅にも
残っていない。
まさに、王様天国なのだ。
しかし
支払う賃金の支払いが危うくなった時、
資金繰りが厳しくなった時、
支払い能力が低下した時、
イエスマンたちは、手のひらを返したように
去っていくだろう。
イエスマンたちの本来の目的は、
経営者や会社ではなく
支払われる賃金だからである。
そういったことを
忘れさせてしまうこと自体
イエスマンの恐怖ともいえる。
いつのまにか、イエスマンたちに
発言権のすべてを奪われる可能性も
大いにあるのだ。
では、冒頭申し上げた
私の身近な会社で起こっている実態の一部を
エッセイ風にかいてみたのが
である。

