どうする!捨てられそうな野菜たち VOL.2 | officemanabeのブログ

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総合コンサルティングOfficeManabeのブログです。プライベートも含め日々の活動を徒然に語って参ります。

今回は前回の続き
規格外野菜や鮮度の落ちた野菜の
再利用方法について考えてみた。
 
一般的な方法を
ピックアップしてみると
以下のとおりである

1. フードバンクへの寄付: 
地元のフードバンクに寄付することで、
飢餓に苦しむ人々を支援できる
2. 食品加工: 
野菜を加工食品に変えることで、
保存期間を延ばし、新たな商品を
生み出すことができる。
例えば、ジャム、ピクルス、ソース、
スープなどが考えられる
3. 高温殺菌処理: 
野菜を高温で処理して保存期間を
延ばす方法これにより、
野菜を長期間販売できるようになる。
4. 割引販売や特売: 
売れ残った野菜を割引価格で販売することで、
購買意欲を高め、在庫を減らすことができる。
5. レストランや食品サービスへの供給: 
飲食業者やホテルに未売却の野菜を
供給することで、食材の無駄を減らし、
収益を確保できる。
 
どれもごく一般的な方法ではあるが
ここに斬新さはいらない。
 
 
では上記5つの方法を
どう活かすかを考えてみる。
 
1. フードバンクへの寄付: 
寄付をすることにより社会貢献ができる一方で
PRも可能である。
例えば各野菜に生産者情報を貼り付ける。
QRコードを活用するとリアルに情報配信も可能だ。
2. 食品加工: 
いわゆるカスタマイズである。
上記に挙げられたように一般的な方法は
多数あるがここで挙げたいのは最終的に
どうにもならなくなった場合だ。
生産者の方々は、そのようになった
野菜は畑に戻していると聞いたことがある。
つまり肥料として再利用されているのだ。
それなら肥料に加工して商品にすればよい。
当然の如くそういった商品は多数存在する。
だからこそ差別化を図った商品に商機が
あると確信できる。
3. 高温殺菌処理: 
高温殺菌処理も有効な方法であるが
ここでは、乾燥野菜を考えていきたい。
昔から伝わる切干大根や干し芋・干し柿など
乾燥させることにより栄養価が高くなる
野菜もあり最近では注目を浴びるように
なってきた。他にもインスタントラーメン
の具など使用用途も多彩にあるため
乾燥野菜の需要は高い。
4. 割引販売や特売: 
これといってごく当たり前ではあるが
フードバンクへの寄付同様PR効果は見込める
5. レストランや食品サービスへの供給: 
3.で述べた乾燥野菜も含めて近隣の
有名店へ供給できれば相当の効果が見込める
 
 
つまり上記の1と4を除く項目から
新たなビジネスが発掘される可能性もある。
そして1と4は、販路開拓に役立たせることも可能だ。
すべてが確立できると多くの生産者たちを囲い込み
大きな6次産業化が図れる。
ここまでは、いわゆる理想論にすぎないが
実現するための知恵を次回、絞ってみたい。