こんにちは。数あるブログの中からご訪問あ りがとうございます。このブログは私の個人 的感想や経験なので1例として参考にしてい ただけたら幸いです。


研究室には献本で書籍がよく届きます。


厳密にはボス宛に届き感想などを伺いたいという意味の献本なので、ご自身のものやオーダーしたものではないのがほとんどです。


こちらがオーダーしたものでなければ御礼状は出しません(もちろんなにかの機会にお会いした場合は必ずお礼をいいますが)。

それでも普段お世話になっている方からご厚意でいただく本も多いです。


先日ボスが(献本)書籍を見ながら「御礼状はどうしたらいいですかねぇ」とつぶやきました。ひと昔前なら私も必ず手書きで御礼状を出していましたし、私たちも手書きの御礼状をいただくととても嬉しくなります。達筆な方もおられますし、文章自体がうまい方もおられます。洒落たハガキや便箋だと興味もそそられます。


また、その方の人柄を手書きの御礼状を通して感じることもできます。こちらが品物を送るとすぐに御礼状が届く場合、すぐに筆を執る準備を常に整えていらっしゃる方なのだと思います。書いて郵便で出すこと自体手間なのに、こちらが品物を送ってから先方が御礼状を書いてこちらがそれを受け取る日数をできるだけ短縮するということまで考慮されているその姿勢に頭が上がりません。


ボスも私も手書きで御礼状を出したいところなのですが、昨今は「ペーパーレス化」でメールでの御礼が主流になってきています。たしかにもらったあとそれをずっと保管することも難しいのです。


手書きでの御礼状が当たり前だった時代から、送信受信も楽で保管場所を考える必要も邪魔にもならないメールの御礼状に取って代わり、ビジネスコミュニケーションの価値観が変わっていくのは間違いないです。


手書きの御礼状の方が人のぬくもりがあり良好な人付き合いの一端を担ってくれるとされてきましたが、今後は「相手の邪魔にならない効率的な」御礼状こそビジネスツールの王道になるのかもしれません。

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