猛暑日の衝撃データ~「子供のころより暑い」は本当だった!? | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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1日の最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」と呼ぶ。
東京都(千代田区)及び名古屋市における「猛暑日」について、1970年代~
2010年代(10年間毎の推移)と、2020年~2023年の猛暑日(月別
日数)を掲載する。
 
<東京都の猛暑日>
①2020年代(2020年~2023年)及び、②1970年以降に記録した
猛暑日(最高気温が35℃以上)について年代別の日数を掲載する。
各年;6月~9月である。観測開始以降で 5月と10月に猛暑日の記録はない。
また、東京都の観測地点は千代田区である。
東京(千代田区)の猛暑日は、2010年代から急増している。
 
<名古屋市の猛暑日>
③2020年代(2020年~2023年)及び、④1970年以降に記録した
猛暑日(最高気温が35℃以上)について年代別の日数を掲載する。
各年;6月~9月である。観測開始以降で 5月と10月に猛暑日の記録はない。
名古屋市の猛暑日は1990年代から急増している。
また、名古屋市の猛暑日の日数は、東京都に比べてはるかに多いのだ。つまり、
「名古屋の夏は 東京よりも暑い」ことは間違いないだろう。

 
「子供のころより暑い」とは、ある程度以上の年齢の人がよく言うことであろう。
確かに、上のグラフのように、「猛暑日」の年間日数は目に見えて増えている。
過去のデータでこれだけの違いがあれば「東京や名古屋の夏は暑くなっている」と
言わざるを得ない。たとえ地球温暖化否定派でも、この事実は認めざるを得まい。
「猛暑日」は、東京都、名古屋市以外の大都市や地方都市を問わずに増加している。
しかし、海岸地域の もともと殆んど猛暑日がない地域では、平均気温は 他の都市
と同じ程度に上昇しているにもかかわらず、その増加(ないしは新規発生)は見ら
れないようである。
「真夏日」も特に増えてはいないのであって、こうした海岸地域では、「子供の頃
よりも暑く」はなっていないのである。
もしも 「CO2が主たる原因で地球温暖化が起こっている」のであれば、こうした
現象の説明がつかない。
それなら、都市部だろうと海洋域だろうと 真夏の最高気温は同様に上昇するはずだ。
 
小生は「猛暑日激増の主たる原因はCO2ではなくて、急速な都市化による ヒート
アイランド現象」であろうと思う。「キャノングローバル研究所」データによれば、
それは「ほぼ全てが、『廃熱』ではないか」ということになっている。