「子供のころより暑い」とは、ある程度以上の年齢の人がよく言うことであろう。
確かに、上のグラフのように、「猛暑日」の年間日数は目に見えて増えている。 |
過去のデータでこれだけの違いがあれば「東京や名古屋の夏は暑くなっている」と
言わざるを得ない。たとえ地球温暖化否定派でも、この事実は認めざるを得まい。 |
「猛暑日」は、東京都、名古屋市以外の大都市や地方都市を問わずに増加している。
しかし、海岸地域の もともと殆んど猛暑日がない地域では、平均気温は 他の都市
と同じ程度に上昇しているにもかかわらず、その増加(ないしは新規発生)は見ら
れないようである。 |
「真夏日」も特に増えてはいないのであって、こうした海岸地域では、「子供の頃
よりも暑く」はなっていないのである。 |
もしも 「CO2が主たる原因で地球温暖化が起こっている」のであれば、こうした
現象の説明がつかない。 |
それなら、都市部だろうと海洋域だろうと 真夏の最高気温は同様に上昇するはずだ。 |
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小生は「猛暑日激増の主たる原因はCO2ではなくて、急速な都市化による ヒート
アイランド現象」であろうと思う。「キャノングローバル研究所」データによれば、
それは「ほぼ全てが、『廃熱』ではないか」ということになっている。 |