集合住宅の賃貸管理を20年間営んできて、「金持ち大家さん」を目指す小生が、
常日頃感じている「こだわり」を金言集として綴る。
2024(令和6)年の第13弾である。 |
今回のテーマは、「法人化」である。 |
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240430/10/office-sugimoto/6d/51/g/o0750050015432392704.gif?caw=800) |
「法人化の種類とは?」 |
解説:大家さんの法人化は次の3つある。 |
①管理委託方式 |
管理会社を設立して、自分の物件を管理する方法。ただし管理委託料は、5%~8%
程度が相場なので、効果的な所得分散はできない。 |
②家賃保証方式 |
家賃保証会社を設立し、自分の物件を一括借上(サブリース)して家賃保証をする方法。 |
保証率は15%程度が限界。 |
③売却方式 |
法人を設立して、個人の土地,建物を売却する方法。 |
これが 最も節税には効果的だが、「不動産取得税、登録免許税」など通常の売買にかかる
経費がかさんでしまう。 |
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「法人化の目安は1千万円」 |
解説:法人化の目安は、課税所得が1千万円を超える場合である。 |
このライン以上だと、法人の実行税率の方が低くなる。 |
但し、個人から法人に物件を移す(売却)するのは掛かるコスト面から考えると難しい。 |
故に、1千万円以上の課税取得を目指すのならば、「最初から法人を設立した方がいい」
のかもしれない。 |