「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館~空宙博(そらはく)」を訪ねて | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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桜が満開の4月6日の土曜日。各務原市の航空宇宙専門博物館「岐阜かかみがはら
航空宇宙博物館~空宙博(そらはく)」を、「岐阜七福神巡り」の後に訪れた。
数年ぶりに訪れた「宇宙博」は規模が大きくなり、航空エリア、宇宙エリアと展示
内容もパワーアップしている。
各務原で生産され、世界に唯一現存する「三式戦闘機;飛燕」など、日本一の実機
展示数を誇っており、「航空機シュミレーター」や「ハンズオン展示」も公開。
「複葉機」から「国際宇宙ステーション(ⅠSS)」まで、航空宇宙の歴史を辿ると
ともに、産業技術などを、見て学び、体験もできる博物館である。
飛行機好きである小生には、嬉しい博物館の一つだ。屋外展示の国産旅客機「YS
11」、救難飛行艇「US1A」、対潜哨戒機「P2J」などは以前のままである。
また、屋内にも多くの航空機が展示されている。ライト兄弟の「フライヤー」号や、
「乙式一型偵察機」、「十二試艦上戦闘機(零戦)」などのレプリカも素晴らしい。
航空自衛隊の「T33」練習機、「F4EJファントム」戦闘機、「F104J」
戦闘機、「T2」練習機、「STOL実験機「飛鳥」、「UFー✕S」実験飛行艇や、
各種の回転翼機(ヘリコプター)なども熱心に見て回った。
これらの展示機のなかでも、「F4EJファントム」戦闘機がお気に入りだ。

また 小生は、 老母が戦時中の勤労動員で、部品製作に携わっていた「川崎キー61
三式戦闘機;飛燕」の復元機には大きな感動を覚えた。かつては「知覧」にもいた
という名機である。塗装を全て剥がして「川崎製」であることや、和製メッサーの
「ダイムラーベンツ製の液冷エンジン」を装備する機体は まさに感動ものである。
体が少々不自由で杖を使って歩行する小生は、階段を避けてエレベータにて3階へ
上がった「宇宙コーナー」でも、様々な展示物を見学した。まずは、火星探査機;
「キュオリオスティ」の実物大のモデルに感動。国際宇宙ステーションの日本実験
棟「きぼう」のモデル内部になどを見学した。さらに、「実物大ロケットの断面の
展示」には大きな迫力を感じた。
さらには「宇宙服のレプリカ」に触れてみて、「こんなものかな!?」とも感じた
次第である。
ミュージアムショップでは、ロイヤルワッフルクッキー、一豆(いっとう)空佐、
かりん等空尉…を購入し、空宙博カフェ(レストラン)では、ゆったりと休憩を
させていただき、帰途についた。実に楽しい体験であった。