「反安倍~アベガー」勢力との軋轢に… | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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安倍晋三元総理大臣が去る7月8日に、奈良の大和西大寺駅前で狙撃され亡くなった。
東京港区のの芝増上寺において、葬儀が去る7月12日に営まれた。
ところで、狙撃した犯人;山上徹也容疑者(41歳)によれば、「安倍氏の政治信条に反対
ではなかった
」という。
自分の母親が統一教会に1億円余も入れ込んで破産した為に、「安倍氏と統一教会との
関係を邪推しての犯行であった
」らしい。
安倍氏の業績はあまりに偉大であったが、「アンチ安倍勢力」も、また半端なく強かった。
そして、そのグループは、「反安倍~アベガー」で結集して、その団結力も、とてつもなく
強かったようである。
どうやら、特定の左翼メディアや 左翼グループにおいては、「安倍氏に対してならば、
何を言っても構わないという空気があった
」ようであって、例えば 昨年の野党共闘の
影武者であった「山口二郎立教大学法学部教授」は、安保法制の反対集会の折りに、
安倍に言いたい、お前は人間じゃない。叩き斬ってやる!」と言い放って、周囲から
大喝采を浴びていた。


以前に、森嘉朗元総理大臣が「神道政治連盟国会議員懇談会」で「神の国発言」を
したように、「人は 場の雰囲気に乗って、つい危うい言動を取ってしまうことは よく
ある」ものなのだ。そして周囲もまた、雰囲気に呑まれて、ついそうした危うい言動に
に辞を送ってしまうようである。
山口二郎氏は、一応は大学教授であるから、無論 心底からこのように思い 発言した
訳ではないのかもしれに。しかし、恐ろしい点は「こうした発言を真に受ける『バカ』が、
世には存在する」ということである。彼らのご本尊である「山口二郎」氏が、あのように
言えば、「山口二郎氏の意」を忖度して、本当に「叩き斬ってしまう」という人間が現れ
かねないのである。
「反安倍~アベガー勢力」でさえも、今回の安倍氏暗殺において、絶対に口にすること
はないだろうが、心底では「よくぞ!」と感じた人はかなりいることだろう。ただ 今回は
参院選の直前であって、その逆効果を感じた人の方がはるかに多かっただろうが。
こうした「黒い感情」を、2011年の「3.11原発事故」のときには、「脱原発派」らも
持ったことであろう。
「反安倍~アベガー」や「脱原発派」という勢力においては、「暗殺や爆発という不幸な
事象があらまほしきこと」となる
…。あまり表に出ることはないのだろうが、小沢一郎氏
の発言「自分に跳ね返った」のような意見は、「裏のネットでは相当に出現する」ことで
あろう。彼らは彼らなりに、互いにそれで溜飲を下げているのかも…。
ところが こうした勢力~グループの中には、もっとやばい「マイナー・サークル」がある
ようなのだ。彼らは「暗殺犯をそもそも英雄視してしまう」という連中だであるという。
敢えて「誤解を受けることは覚悟」で述べるが、「要人襲撃という観点のみから言えば、
これほど『成功』した事例もない
」のではないだろうか。「
自作の銃を使って、単独犯で、
世界で最も傑出した政治家の命を一瞬で奪った
」のである。
「極く異常なマイナー・サークルの間では、こうした暗殺犯は 英雄となってしまう」わけで
あり、今回の犯人山上徹也もまた、そうなることだろう。
「なんてバカな!」と思うが、それがまた世の中でもあるのだ。結局は「身を守る為には、
危ない人たちには近づかないこと」に尽きるといえよう。

 

閑話休題。岸田文雄首相が7月14日に、参院選の街頭演説中に暗殺された安倍晋三

元総理の「国葬」を秋に実施する方針を表明した。1967(昭和42)年の吉田茂元総理

の国葬以降行われておらず、戦後2例目である。政府内にも慎重論があったようだが、

岸田首相が押し切る形で決断したという。

「最初から国葬でやると決めていた。法的な問題を詰めていた」と、岸田首相は語った。

政府関係者によれば、内閣法制局などと調整し、実施のメドが立ったのは記者会見前日

の7月13日だったという。早速、野党及び左翼グループからは反対の声も聞こえる…。