「一宮競輪場跡地利用の今後」について | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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一宮市議会;12月定例会の一般質問が、昨日;12月6日から始まっている。歳末での

多忙な業務のために傍聴する時間が取れないので、ICC(一宮ケーブルTV)にて録画

してあるものの、それを見る余裕もないのが残念である。だが本日~12月7日の「中日

新聞;尾張版」に掲載されていた記事に小生はおおいに注目したので、記事を一部加筆

の上で引用して紹介する。

2014年にレース開催を止めた「一宮競輪場の跡地利用」について 一宮市は12月6日

の一宮市議会;一般質問での、無所属・新政会の岡本将嗣議員への答弁で、児嶋幸治

経済部長が、「新たな事業者が業務を始めるのは、早くても2021年度中になる…」との

見通しを語った。

一宮市によると、「競輪場の跡地を利用する事業者と契約」を結ぶのが2019年3月で、

場外車券売り場を除く競輪場本体の解体開始は2019年4月以降の見込みだという。

さらに、解体の工期は最低で1年7か月かかり、基準値を超える「ヒ素」などが検出され

ている土壌の改良処置と、事業者による新たな建物の建設期間を合わせると、業務の

開始は最短でも2021年度中になるようだ。

跡地利用を希望する事業者は、来年4月から提案内容を競わせる「公募型プロポーザ

ル」方式で募集し、法律家や公認会計士、住民代表や一宮市幹部ら7人で作る専門委

員会が選定するそうである。

児嶋経済部長は「提案内容は 選定に支障が出ないようにしながら、出来る限り住民に

伝えていきたい」と語った由。

一宮市のホームページ;「一宮競輪場跡地利用事業プロポーザル選定委員会設置に

ついて」によれば、11月22日の報道発表で、「民間資本による一宮競輪場跡地利用

事業の施行者を、プロポーザル方式により選定するため、一宮競輪場跡地利用事業

プロポーザル選定委員会を設置する」とある。

委員の数は7人で、その内訳は「愛知県弁護士会が推薦する者;1人」、「日本公認会

計士協会東海会が推薦する者;1人」、「一宮商工会議所が推薦する者 1人」、「一宮

市町会長連区代表者連絡協議会が推薦する者;1人」、「一宮市職員;3人」である。

事業者選定のスケジュール(予定)は、2018(平成30)年3月に募集要項を発表し、

4月~9月に提案受付・審査、9月には優先交渉権者決定・基本協定締結、2019(平

成31)年1月に仮契約締結、3月には事業契約締結となっている。

去る2015(平成27)年2月に「一宮競輪場跡地利用検討委員会」は、以下のような答

申をしている。

一宮競輪場跡地は、一宮市の中心部に残された約3.6haのまとまった貴重な土地資

源であり、今後の人口減少化、高齢化といった社会状況の中で 今後どのような活用を

図るのかは、市の将来に影響を与える重要かつ喫緊の課題であると考えている。

そのため、土地活用にあたっては、将来を見据えた長期的視点に立って 「都市機能の

高度化、利便性等の居住環境の向上を図り、一宮市が持続可能な都市として発展する

ことに資することを願う」とある。…小生も、そう願う。さてどう展開するのやら!?