「改元」にまつわる「次の元号」とは? | 尾張エクセルの「日々精進ブログ」

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さて、改元が決まって「平成」に続く元号はいったいどうなるのだろうか。下世話な人間

でもある小生は、ついついそちらにも関心が移ってしまうのである。

そこで、「大化」から始まる元号を調べてみた。ここで日本史を勉強してみることになる

のは、やはり「歴史の重み」がそのようにさせるのであろうか。

 

「昭和」が終わった時点で、「さて その次はどんな元号になるのか?」と注目していたが

「平成」という二文字に落ち着き、それが中国の古典から引用されていることを知って、

決定までにはその道の大家たちがさぞかし激論を交わしたことであろうなぁと想像した。

時には「四文字の元号」もあったのが まずは「二文字」であり、その二文字に「その時代

を何とか安らかで豊かな時代にしたい!」という願いが託されてるのであるから、これは

簡単そうに見えて実に難しい作業であろう。「大化」から「平成」迄の悠久な流れの中で、

元号もまた過去に学び、現在を照らし、未来を見据えて思案されたのであろう。

「元号に使われている文字」を調べると、同じ文字が何度も使われていることが分かる。

その頻度は第一位が「元」で、第二位が「永」、以下は「天」、「治」、「延」、「長」、「和」・・・

と続く。まさに「安定と安寧とが永続することを天に願っている」のである。

さらには、「平」、「仁」、「正」、「文」、「安」、「徳」、「寛」、「応」、「承」、「嘉」、「貞」、「建」、

「慶」、「宝」などの文字が頻度高く登場しているのは、「人間の願いというものは 破天荒

に多いものではない」ことを物語るのであろう。

以上の文字を組み合わせて、「平成の次の元号」を、この正月にも考えてみるか…。