こんばんは!
『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーイン代表の川内です。
今日200人を超えるコロナウイルス感染者が確認されるなど、未だ収まりの様子を見せない東京都ですが、このような状況下で先日東京都知事選が行われました。
日本の首都というだけあって、連日ニュースでも取り上げられていましたが、その中で改めて報道の中立・平等について考えてみたいと思います。
選挙について公示されてから、夜のニュース番組などでは選挙の様子が伝えられていました。
立候補も20名以上の方がされていましたが、気になったのはその20何名に及ぶ立候補者の伝え方です。
ニュースの中で「主要5名の~」という伝え方をしている番組がありました。
主要5名というのは、一体何を基準にした「主要5名」なのか、そこに疑問を抱きました。
役職? 知名度? その番組独自で考えた「主要」だとは思いますが、それでは報道の中立・平等とは言えません。
その番組の主要5名を見て、選挙に行った人がその5名の誰かに投票をしたら、主要扱いされなかった残りの約20名の立候補者には不利になるからです。
現職で今回も当選となった小池百合子氏は、現状の東京都について会見などで顔を出すことがあるので、ニュース番組に顔が映るのは致し方ないとしても、残りの立候補者は全員テレビに映すか映さないの二者択一だと思います。
東京都に限らず、地方自治体でもこの報道の仕方については考えなければいけない点だと思います。
特にこのような政治が絡むものについては、注意を払う必要があります。
例えば「何かの政治テーマについて」や「政治家を援護する」など、肯定的な内容の記事を書いたり番組を作ると、読者や視聴者からは「あの媒体・媒体はこの政策に賛成なのか。特定の政治家を援護するということは、こっちの会派の考えなのか」などややこしいことになってしまうのです。
新聞や番組といった媒体における政治援護はタブーです。あくまで中立・平等な伝え方を行わなければいけません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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『文字のチカラは、あなたのチカラに。』
オフィスリバーイン 代表/ライター/広告プロデューサー:川内雅樹
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