こんにちは、レイキセラピストやすよです^^
たまにこのブログでも占いについて書いていますが、私は占いも好きです^^
ですがあまり特定の占いに傾倒しているように見えないよう心がけています(笑)
理由は「人間は多面体であり、占いはあくまでその人の一つの側面を捉えるためのツールである」と思っているからです。
（ですので、私は占いをするときはなるべく複数の指標を見るようにしています。）
しかし、占いというのは一つ一つが奥が深く、ハマってしまうとついそれが「その人の一部分」であることを見落としてしまいがちになります。
なぜ一つの占いだけを基準に物事を判定することに疑問を感じるのかというと、これは前回のブログでも書いた「認知的複雑性」の話にも通じますが、一つの指標だけを基準に「良いか悪いか」や「この人はこういう性格だ」と断定する姿勢は、物事を見る時の視野を極端に狭め、人が生きていく上で生きづらくなる原因になると思うからです。
また、「有名な占い師さんに○○だと言われた」とか「テレビに出ている○○がこう言っていた」などのように、発言の内容ではなく、誰が発言したかを重視する傾向も人が生きていきにくくなる原因になります。
（このような思考を社会心理学の用語では「属人思考」といいます）
という前置きをしたうえで(笑)、今日は「西洋占星術」のお話です。
西洋占星術も占いの一つですが、占いの中でも複雑な部類に入る思います。
そのぶん人の側面を広くカバーできることと、解釈の幅が広いことなどが特徴です。
ホロスコープ（天体の様子を図にしたもの）の読み方も読む人によって多岐にわたり、統計学ではありますが、どちらかというと知識というよりも感性やセンスが問われる占いではないかと思います。
このようなブログ内の１つの記事で西洋占星術のすべてを語ることは到底できませんが、なんとなく興味を持っていただけるきっかけになればと思います^^
知らないより知っていたほうがいいと思いますし、人に鑑定してもらう場合でも多少の予備知識があったほうが鑑定内容も理解しやすく、またどこまで結果を受け入れてよいものかという判断基準にもなると思います。
そして、西洋占星術は宇宙由来の人とは特に相性がいいことも特徴です(笑)
で、西洋占星術で人を占う時に必要なデータは「生年月日時」と「生まれた場所」です。
これは生まれた瞬間の天空の様子をより正確に再現するためです。
例えば、福岡で生まれた人の場合、日本の標準時（東経135度のラインの時刻で日本国内での統一の時刻）の基準となる庫県明石市とは約5度の経度の差があり、時間にすると17～18分くらいの時差があります。
そこを補正して正確な天体図を出すために「生まれた時刻」と「生まれた場所」が必要になります。
そのように考えると、（厳密に作成すると）全く同じ出生ホロスコープ（ネイタルチャートともいいます）はこの世に２つと存在しませんし、完全に一人一人オリジナルの占い結果が得られる占いでもあるといえますね^^
西洋占星術では12の「星座」と太陽系の主な「惑星」の位置関係によって人の「性質」やその時に宇宙から地球に降り注いでいる「エネルギーの量と質」を計測することができます。
西洋占星術の起源は（諸説ありますが）古代バビロニアだと言われており、少なくとも紀元前から何千年にも渡って受け継がれてきた人類の知恵であり、古代の人にとっては占いよりも科学に近いものだったのではないかと思われます。
人を占う時の見方をちょっとだけ説明すると、生まれたときに天空にある惑星の先（地球から見て延長線上）にある星座によってその惑星がどのようなエネルギー（星座のカラー）を持つかが決まります。
そして人はその（特定の星座のカラーを持った）惑星のエネルギーを使いながら人生を生きていきます。
例えば、生まれたときに、
☆太陽の先にある星座は人生を切り開いていくためのヒントとなる星座
☆月の先にある星座は本能的な感情や欲求を表す星座
☆金星の先にある星座は人生における喜び（主に恋愛傾向）を表す星座
☆火星の先にある星座は欲求を満たすためのパワー（闘争本能やセックス傾向など）を表す星座
☆水星の先にある星座は素質として備えている才能や対人関係のとり方を表す星座
☆木星の先にある星座は人生で幸運をつかむために必要な態度を表す星座
☆土星の先にある星座は人生における苦手部分と乗り越えるべき課題を表す星座
…というようにそれぞれの惑星は12種類の星座のうちの一つの特性を受けていて、惑星はそのエネルギーを私たちに与えてくれていて、それが私たちの個性を形作るものとなっています。
これが西洋占星術の根拠です。
（生まれたときの星の配置と人生との関係性についてはこちらの記事もご参照ください^^）
そして西洋占星術では、それにさらに惑星同士の位置関係（角度によって惑星の性質が強くなったり弱くなったりする）や、ハウスと呼ばれる区画（人の占いで言うと人生上のどのような場面でということを表すカテゴリーのようなもの）を組み合わせて総合的に鑑定をします。
このように見ていくととても複雑な占いであることが分かると思います。
それだけ統計学とはいえ、ひとりひとり違った結果がでやすい占いです^^
西洋占星術の詳細をここですべて解説することはできませんので、興味がある方はネットや本などで調べててみてください^^
（私よりも笑）かなりわかりやすく解説してくれている人たちがたくさんいます^^
ネットでは無料でホロスコープを作成してくれるページもたくさんありますよ。
私は占星術の情報はKeikoさんという方のブログを参考にしています。
また、書籍では鏡リュウジさん著の「星のワークブック」という本をよく参照しています。
それこそ西洋占星術はとらえる人の感性の部分によって読み解き方も大きく変わってきますので、ぜひ自分に合った占星術師の方を探してみてください。
もちろん自分で読み解いていくのもアリだと思います（＾∇＾）