五十嵐総合事務所のブログ

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東京都知事選が終わりました。

選挙期間中から茶番でうんざりした気持ちで見ていました。

現職が当選したのですが、ネットでは小池さんを「みどりのたぬき」と書いている人もいて言い得て妙だと納得したものでした。

 

選挙期間中注目していましたが、小池さんの学歴詐称問題に触れるテレビは私が見た限りなかったように思います。数ヶ月前に新聞でカイロ時代の同級生が彼女の学歴詐称を証言していましたし、その当時の二人で写っている写真とか出ていました。元側近の暴露などあやしさプンプンなのですが、何故かどこも選挙期間中に学歴詐称について小池さんを追求していない、追求していても報じていない。

 

ほぼクロじゃないか、と状況証拠から見て思うのですが、彼女の妙に落ち着いた返答の仕方、ある意味演技力のうまさでうまくすり抜けてここまで来たんでしょう。「みどりのたぬき」は言い得て妙です。

 

野党側は人選ミスの感がありました。小池さんの学歴詐称問題を争点にしようとすると、蓮舫さんじゃ二重国籍問題が蒸し返されます。つまり蓮舫さんは小池さんの学歴詐称問題を追求できない。きちんと追求できる候補にすべきでした。

 

落選後の蓮舫さん精神状態大丈夫でしょうか。思っている以上に打たれ弱いんじゃないかと思います。もうそっとしてあげたらどうでしょうかねえ。

大江健三郎さんが先日お亡くなりになりました。訃報に接し日本文学の偉大な人がいなくなってしまった、という実感です。

 

私が読んだ大江作品は「万延元年のフットボール」「死者の奢り・飼育」「芽むしり子撃ち」「セブンティーン」だけです。「セブンティーン」は死去後、図書館で借りてきた全集からピックアップして読みました。性と狂気の作品です。短編ですが強烈な印象を残します。これ書いたのが著者20代でしてすごいな、と思いながら読んでいました。

 

「万延元年のフットボール」は10代後半に読んで、これが本当の文学か!と打ちのめされた記憶があります。それ以来、この作品と大江健三郎という人は特別な存在になります。お亡くなりになる前にもっと読んでおいたらよかったな、と今思っています。

 

書店に行くと、大江健三郎の本で置いてあるのは「死者の奢り・飼育」と「芽むしり子撃ち」くらいだったりします。もしかしたら今行くとお亡くなりになったことで他の代表作の本が多く並んでいるかもしれません。実はこの「死者の奢り・飼育」と「芽むしり子撃ち」はあまり面白くないんですよね。大江健三郎を読んでみようと思った方が最初にこの2作品のどちらかを読んだとすると、ほとんどの方が次の大江作品には向かわないのじゃないか、と思います。この2作品は完全にエンタメ性ゼロなのでやむを得ないと思います。

 

今、私の手元には「燃え上がる緑の木」があります。大江さんの中期の作品です。私は初期の作品は上に挙げたとおりいくつか読みましたので、中期移行の作品を読みたいと思っていました。しかし、膨大な著作のある作家の作品はどれから読むのがいいか分からないものです。あるサイトで大江さんの個人的ベスト10が書いてあったためそれを参考に選びました。中期移行の作品でかつ評価の高いものを基準にして。

 

届いて読み始めたら、細部が難解ですね。全体のストーリーは分かりやすいのですが。イエーツというアイルランドの詩人の詩がよく出てきて、それについて批評するシーンとか。イエーツの作品を全く知らない読者は(私も含めて)戸惑うかと思います。ダンテの「神曲」の話や「カラマーゾフの兄弟」のゾシマ長老の話も出てきます。

 

物語のなかに実は大江さん自身がK伯父として出てきます。東京で小説家をしているK伯父という設定(そのまま)です。作中の中で4番目くらいに重要なポジションの人物として出ているのですが、著者自身あるいはその意思を反映した人物が主人公となる作品は多いのですが、こういった形で自身を作品投入させる小説の手法は初めてで新鮮でした。

 

最近は小説を読む人が少なくなっているようです。それも時代の流れかと思います。電車とかの移動時間にスマホでゲームとかYOUTUBEがすぐ出来ますからね。それでも私は小説を読む時間を大事にしたいと思います。特に文学作品。「万延元年のフットボール」を超える作品を出す作家が出てこないか少し期待しているところです。

事務所のベランダに出ると見慣れない鳥が民家のアンテナに止まっていました。ヒレンジャクでした。数にして10羽位でしょうか。一つのアンテナに密集して止まっています。

 

このヒレンジャクという鳥は知っていたのですが、直接見たのは初めてでしたのでとても興奮しました。

 

そういえば鳥が好きな知人が太宰府駅近くの学校の下の木に大量にヒレンジャクだったかキレンジャクだかが止まっていた、と10年以上前に聞いたことがあります。

結構珍しい鳥です。

 

山へ行っても今の季節は鳥が多いです。ソウシチョウ。うるさい位鳴いています。外来種なので何故か図鑑には乗っていない鳥。見た目はきれいですがとにかくうるさいです。

 

オオルリ。渡りの季節のこの時期のあこがれの鳥です。古処山にいました。肉眼ではっきりと見えましたのでその日一日ハッピーな気分です。そのくらいの鳥です。

 

鳥に興味がないと別にどうでもいいでしょうけど。

 

キビタキ。この時期よくいます。近所の里山、沢に多い。鈴のような澄んだ音色。黄色が鮮やか。肉眼で探すのは難しい。

 

鳥好き憧れのアカショウビンやサンコウチョウは偶然出会ったことがないですねえ。ポイントを調べて見に行ったことはあるんですが。

 

珍しくて滅多に見れないからこそ価値が上がるんですねえ。サンコウチョウがカラスのようにいたらどうでもいい鳥になってしまいます。

 

シマゴマとか全然綺麗でもかわいくもない鳥ですが、滅多に見れない、というだけでカメラマンがたくさん来たりします。

 

連休中に草刈り機で草刈りをして一息付いていると、刈った草の上にカササギがキョロキョロしながら歩いています。虫狙いです。

刈ったすぐ後は虫がつかまえやすいのです。カササギのちょっと遠慮しながらも警戒しつつ歩く姿の愛らしいこと。

 

よくトラクターが畑を耕したそのすぐ後にアマサギやコサギ(チュウサギ?)が陣取っているのを見かけます。

トラクターに人が乗っているのにすぐ耕している後ろを獲物を求めて群がっているのです。そのずうずうしさはもう職業的採集といっていいでしょう。

それに比べて先に書いたカササギの遠慮深さがまた愛おしくなったりします。

 

初夏は鳥が活動的になる季節なので楽しみな季節です。

昨日のニュースでアカデミー賞の作品賞が「オッペンハイマー」で視覚効果賞が「ゴジラ-1.0」、宮崎駿の映画もアニメーションの賞を取ってましたね。

 

個人的には見たいな、って思うのがあまりなくて役所広司が出ている「PERFECT DAYS」ですね。ノミネートはされたけど受賞は逃したようです。

「ゴジラ」は「シンゴジラ」が少し前にやっていたのでもういいかなという感じです。

 

 

映画とかドラマを見る時に事前に口コミなどを調べたりして、事前にどういう物語なのか分かって見ることが多いんじゃないかと思います。ネットですぐ調べることができますからね。私も結構調べてから見たりします。映画の口コミサイトもありますし、点数なんかも付いています。

 

しかし、新鮮さとか衝撃感を求めるなら何も情報を得ずに映画やドラマを見るのも一興かと思います。

日本のテレビドラマになりますが「ブラッシュアップライフ」。面白かったですね。何の事前情報もなく見ました。おすすめに結構上がって来ていたので軽い気持ちで見たのですが、色々と想像していたものを裏切られる展開(演技も含めて)に「このドラマむっちゃ面白い!」となりました。この手のドラマは今までなかったんじゃないかな。

 

女性3人がだらだらと世間話するようなシーンがあちこちにあるのですが、不思議とスーッと入ってくるんですよね。地味な会話のやり取りなのですが、会話に共感が持てるんです。男性の私もかなり楽しめたので女性の30代以上はかなりおすすめですねえ。脚本がバカリズムですか。よく人間(女性)を観察しているなあと関心です。

久しぶりのブログ投稿となります。

今年は年始より能登半島沖地震があり、続けて航空機の接触事故があり多難な年明けとなったことを印象付けました。

たまたま年始だっただけで、たまたま不運な事故が重なっただけで。それほど悲観的にならなくてもいいかなと個人的に思います。

 

というのは、1月上旬によく聞くラジオを聞いているとパーソナリティの方が「政権が良くないからこういうことが続くのではないかと思ってしまいます。」と仰っていたからです。僕からするとこういう思考はちょっと考えられないのですが、実は結構一定割合そのような考えを持っている方がいるんじゃないかと思います。

 

もう10年以上前になりますが、東日本大震災の時にある方と雑談をしていると「(総理大臣が)菅直人だからこういうこと(震災)が起こる」真剣に仰っていました。

元々この考えは中国の昔の言い伝えだと思いますが、「時の政権が良くないと天変地異が起こる」から来ていると思います。

ゴールデンタイムに占い番組を未だにやっていますし、やっているからには需要があるのでしょう。

占い番組は過去の出演者が暴露していますので、もう見る気もしないのですがビシッと言ってくれる人を人は求めてしまうものでしょうか。

 

松本人志さんについて。

騒動の最初の頃は記者会見すればいいのにみたいな世論が多数でした。しかしこの方が会見を開いて、記者から鋭い質問をされてしどろもどろになっている様子が想像つかないんですよね。多分この方はそのような状況を死ぬほど嫌うでしょうし、それならば引退したほうがマシだという考えだと思います。

 

やるせないのが白黒はっきりと名言しないほうがお得になっていることです。

週刊誌報道を一部or大部分認める→CM打ち切り、テレビ出演できずとなる可能性大

あいまいな状態→CMに多少の影響、テレビ出演可能

 

報道に触れてふと考えます。今は女性にとって生きやすい社会になっているんだろうか。何十年前と比較して良くなっているんだろうか。国際的に見ると日本のジェンダーギャップ指数はかなり下のほうです。

 

とりとめのない話となりましたが、今思っていることを書いてみました。

もう2月ですが、家族、友人、仕事と去年よりも今年をいい年にしたいものです。