事務所のベランダに出ると見慣れない鳥が民家のアンテナに止まっていました。ヒレンジャクでした。数にして10羽位でしょうか。一つのアンテナに密集して止まっています。
このヒレンジャクという鳥は知っていたのですが、直接見たのは初めてでしたのでとても興奮しました。
そういえば鳥が好きな知人が太宰府駅近くの学校の下の木に大量にヒレンジャクだったかキレンジャクだかが止まっていた、と10年以上前に聞いたことがあります。
結構珍しい鳥です。
山へ行っても今の季節は鳥が多いです。ソウシチョウ。うるさい位鳴いています。外来種なので何故か図鑑には乗っていない鳥。見た目はきれいですがとにかくうるさいです。
オオルリ。渡りの季節のこの時期のあこがれの鳥です。古処山にいました。肉眼ではっきりと見えましたのでその日一日ハッピーな気分です。そのくらいの鳥です。
鳥に興味がないと別にどうでもいいでしょうけど。
キビタキ。この時期よくいます。近所の里山、沢に多い。鈴のような澄んだ音色。黄色が鮮やか。肉眼で探すのは難しい。
鳥好き憧れのアカショウビンやサンコウチョウは偶然出会ったことがないですねえ。ポイントを調べて見に行ったことはあるんですが。
珍しくて滅多に見れないからこそ価値が上がるんですねえ。サンコウチョウがカラスのようにいたらどうでもいい鳥になってしまいます。
シマゴマとか全然綺麗でもかわいくもない鳥ですが、滅多に見れない、というだけでカメラマンがたくさん来たりします。
連休中に草刈り機で草刈りをして一息付いていると、刈った草の上にカササギがキョロキョロしながら歩いています。虫狙いです。
刈ったすぐ後は虫がつかまえやすいのです。カササギのちょっと遠慮しながらも警戒しつつ歩く姿の愛らしいこと。
よくトラクターが畑を耕したそのすぐ後にアマサギやコサギ(チュウサギ?)が陣取っているのを見かけます。
トラクターに人が乗っているのにすぐ耕している後ろを獲物を求めて群がっているのです。そのずうずうしさはもう職業的採集といっていいでしょう。
それに比べて先に書いたカササギの遠慮深さがまた愛おしくなったりします。
初夏は鳥が活動的になる季節なので楽しみな季節です。