若者チャレンジ奨励金詳細(その5)※訓練受講者とジョブ・カード | ~LOVE the LIVE~ 求人票コピーライターの音楽エッセイ

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”若者チャレンジ奨励金の「訓練奨励金」”について、
大阪労働局助成金センターに取材に伺った内容のご紹介をば。


今回は、この奨励金の

”訓練受講者とジョブ・カード”について

ご紹介します。

※担当者様からは、

今後、通達で実務要綱が変更される可能性があるので、
今日時点での、本省(厚生労働省)からの情報ということで。


との前置きの上で、お話をお伺いすることができました。

1.訓練受講者の選考・決定

  対象者のアウトラインは、
  以前、ご紹介しました。

  選考・決定には、2つのパターンがあります。
 
  ① 新たに訓練受講者を雇い入れる場合

    この場合、

    ・ ハローワークに求人を提出

    ・ 民間職業機関に求人を提出

    ・ 事業主が直接募集

    のルートでOKとのことです。


  ② 既に雇用している労働者に訓練を実施する場合

    この場合、

    ・ 社内で訓練受講者を募集

    ということになります。

  さて、ここで、受講者を決定するときに、
  必要な要件があります。
  それは、

”ジョブ・カードの交付をうけること”

  です。  

2.ジョブ・カードの交付

  リーフレットでは、このような説明があります。


  訓練受講者は、
  
・ ジョブ・カードを活用したキャリア・コンサルティングを受け、
   
・ ジョブ・カードの交付を受ける必要があります。


  この”交付”

  ① ハローワークに求人を提出する場合

    ハローワークに所属する登録キャリア・コンサルタントが。

  ② ハローワーク以外の方法で募集、または、社内で募集する場合

    ジョブ・カードセンターに所属する登録キャリアコンサルタントが。

  行うとのことです。


  ジョブ・カードセンターですが、大阪府下では、

・ 大阪商工会議所
・ 豊中商工会議所
・ 茨木商工会議所
・ 北大阪商工会議所

  にあります。

  ご参考までに、全国のジョブ・カードセンター一覧のURLをご紹介します。
             ↓
  http://www.jc-center.jp/link/index.html
  

  詳細は、こちらにお問い合わせ頂ければと。


3.さて、ジョブ・カードを使う場面がもう一つあります。


  これが、”評価”の場面。

  訓練の結果、職業能力の向上度合いを評価するために、
  ジョブ・カードを使います。

  ※様式4(評価シート)と呼ばれています。

  この評価シート、評価基準を共通の物差しとするために、
  以下の要件が定められています。

  リーフレットの記述では、

  評価項目は、汎用性のある評価基準※から、
  半数以上を引用して設定すること

  とされています。

  ※は、厚生労働省が作成している
   「モデル評価シート」
   「職業能力評価基準」
   「技能検定基準」
    など。とされています。

4.まとめ

  つまり、この”訓練奨励金”。

  私見ながら、

  訓練者の選定から、評価までの一定の能力測定の尺度として、

  ジョブ・カードを基準とする仕組み

  ということが言えるかと思います。


  ご参考までに、厚生労働省HPのジョブ・カードの概要を
  紹介しているURLを。

           ↓
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/job_card01/

※本コラムは、厚生労働省から入手した情報・大阪労働局ハローワーク助成金センターで

取材した内容を基にして、記事として掲載させて頂いております。

※本コラムは、弊社HPコラム
 
からブログとして転載しております。

【日本最速!5分で読める】労務のTIPS
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