写真と図面 | 行政書士の日々のくらしと風景

行政書士の日々のくらしと風景

大阪府箕面市の行政書士、濱坂和子のブログ
行政書士の視点から、日々のくらしを綴ります

行政書士の作業の中で、「けっこうな時間をとられるうえ侮れない」というのが、写真の撮影・処理と図面作成です。

 

許認可関係で事業所の写真と平面図や案内図の提出を求めるものはけっこうあると思います。

写真は、これが大事という備品がその業種ごとにあったりするので、撮影時はそういったものは確実に押さえておかなければなりませんし、方向も、例えば床には段差がないか?というような情報が求められるものもあるので、漫然と撮ればよいというものではありません。

 

そして撮った写真を持って帰ってきて、印刷できるように整理をして、場合によってはどの方向から撮影したかを図面に落とし込んでいきます。この段階で、「ああ、この角度からの方向を撮り忘れた!」となることも、時にはあります。

 

図面もいろいろで、建築図面をいただいて、それを土台にして備品の位置や写真の撮影方向を描き込んでいく場合もありますが、もらえる図面がなかったりすると、一から自分で書きます。

この点では、行政書士の主たる業務分野で一番ハードルが高いのは風適法関係の申請だと思いますが、私はCADで挫折したので、こちらの分野はやりません(というかできません。従って信頼できる同業さんへおつなぎしています)。私が普段手がけるのは求積などが厳しくない分野なので、Excelで描いていきます。

 

そして、この作業に手間がかかります。箱のある申請が続くと、本職一人でこれを延々とやることになり、いつもの堂々巡りでスタッフを雇いたくなる瞬間です(雇いませんが)。

 

「これって行政書士業務なん?」と家族に言われたこともありますが、許可基準などを知っていないとできない作業でもありますから、やはりこれは行政書士のお仕事なんですよね。

GW、まだまだこれが続きます。(半分愚痴)