上手く叱るコツは、「カリテキタネコ」 | 社労士からの情報発信ブログ

社労士からの情報発信ブログ

私は社会保険労務士の立場から、会社経営の成長に貢献できるような「情報」を発信します!

介護事業所の経営者の皆様、こんばんは。
介護労務コンサルタント(社会保険労務士、介護福祉士)の松岡勇人です。


上手く叱るコツは、「カリテキタネコ」

仕事をしていれば、「褒める」ときもあれば、「叱る」ときもある。


「褒める」と俄然やる気が出て今まで以上に頑張る者もいれば、「叱る」ことで不貞腐れてしまうのではなく、「何クソ!」と頑張る者もいる。


仕事の場面だけでなく様々な場面において、人を「褒める」または「叱る」ことは非常に難しい!


介護事業所においては、上手く叱ることができない中間管理職(訪問系であればサービス提供責任者、施設系であればフロアリーダー)が増えているよう思われる。


上手く叱ることができない主な理由としては、


叱ることで部下に嫌われ、または辞められてしまうリスクを心配してしまうからでしょうか?


また、介護事業所によくありがちな年下の上司と年上の部下という関係もあるでしょうか?


しかし、上手く叱ることができないのは、叱り方に問題があるからだ



上手く叱るコツは、「カリテキタネコ」だ!


「カリテキタネコ」は、「折れやすい部下の叱り方」(ライフバランスマネジメント研究所代表・渡部卓著)で紹介されている叱り方の頭文字で、具体的には以下の通りである。


 : 感情的にならない


 : 理由を話す


 : 手短に


 : キャラクター(性格・人格)に触れない


 : 他人と比較しない


 : 根に持たない


 : 個別に叱る




部下のことを考えて叱っているつもりが、いつの間にか感情的になってしまう上司は多い。


感情的になると、部下の人格を否定することもある。


多くの部下がいる場面で、見せしめのように叱ると、パワハラと受け止められる可能性もある。


最悪のシナリオは、見せしめのように叱る ⇒ パワハラ ⇒ うつ病 ⇒ 労災申請なんてことあり得る。



同じ叱る行為でも、最悪のシナリオは避けたい!

「カリテキタネコ」を活用して上手く叱ろう!


今号もご覧いただき、ありがとうございました。次号もよろしくお願いいたします。