スポーツ観戦から気づかされたこと、ふたつ目は年末の全日本フィギュア選手権会場で感じたこと。
一昨年の全日本フィギュア選手権も観に行きました。
オリンピック出場権がかかっていた昨年の方が選手はもちろん観客側の緊張感も断然高かった感じがしました。
今回はは3日連続足を運びましたが、一番印象に残ったのは女子フリーの最終グループ最後の二人。
三原舞依選手と坂本花織選手
特に坂本選手の精神力とダイナミックな滑りは圧巻でした。
初優勝がかかる三原選手が、安定して柔らかな滑りで、ほぼノーミスで演技を終えてから、坂本選手が滑り出すまでの会場内に漂う緊張感は、3日間の中で間違いなくMAXでした。
そんな雰囲気に飲み込まれることなく、今期の乗り切れない感じや、先日のグランプリファイナルの不調を全く感じさせることのない、坂本選手らしい躍動感溢れるスケーティング。
前回に書いたサッカー全日本の時にも書いた自分を信じる力がここにもあると想ったのと、
加えて滑り終えた後、いつものガッツポーズではなく、拳を握りうなずく彼女からはやるべき事は全てやったという自信のようなものも感じました。
グランプリファイナルからの短時間の間に気持ちを切り替え、やるべきことを全てやりきり、且つその努力だけでなく、緊張する場面にしっかりと努力の結果を成果として出し切ったところに、プロフェッショナル度合の違いを見せつけられた気がして、感動するとともに、
彼女のその在り方にプロとして私自身もこうありたいと一番心を奪われました。
最後にこれは坂本花織ちゃんにお詫びをしたいことでもあるのですが、彼女のアスリート体型の美しいこと。
肩から腕にかけてほっそりしているけれども引き締まり、無駄な肉など全く無い背中の美しいこと。
テレビを見て、少し太った?とか思っていたおばさんを許してください🙇
