ライフイベントによるビジネスキャリアのブランクや、
時短勤務による評価に対する理不尽さを抱える人達のご相談を受ける事が多くあります。
10年前には
「結婚しても仕事を続けられるでしょうか」
6~7年前になると
「出産後も仕事を続けられるでしょうか」って質問が多かった事を思うと、
まだまだ過渡期ではあるけれど、この10年で日本における女性の社会進出は進んだなと感じます。
そして、労働人口減少が続き、医療の進歩が著しい日本において60歳以上の人が働く事は当たり前になりつつあります。
長く働く時代になった話を研修で行うと、男女とも嬉しそうな表情をする人はいないです(^^;
今が大変だからですね。
でも、私は長く働く時代はビジネスキャリアの中断を余儀なくさせられる事が多い女性には、追い風だと感じています。
確かに、
伸び盛りと言われると時期のブランクや
やる気はあるけど自分自身のことだけに時間を掛けられないもどかしさはありますよね。
でも、昔よりゴールは確実に10年は延びています。
うさきと亀ではありませんが、一時期前を走ったらからといって、
早く評価されたからといって、それがその先を保証するわけではない時代です。
人生は短距離走ではなく、マラソンによく例えられます。
あなたの人生のゴールテープを笑顔で切るために、足元ばかりでなく、少し顔をもたげ先を見渡したり、
時には空から自分の人生を眺めるのも悪くないかなと思うこの頃です。
