昨日は7~8年ぶりにご一緒させていただく研修事務局の方と、そちらの組織に初めて導入いただくテーマの研修でご一緒させていただきました。
私にとってはこの10年間主軸になっているテーマではありましたが、
そちらの組織では初導入ということで、
休憩時間に「こんな感じで大丈夫ですか?」って確認をしたら、
「國弘先生変わられましたね!」という言葉が返ってきました。
「歳とったからね~」と言うと
「そうじゃなくて」と変化した部分を伝えくださいました。
肯定的なフィードバックだったので、年齢を重ねてからも成長できていることを嬉しく感じました。
それと同時に
、この担当者の方とご一緒したのはデビュー間もなくではないので、完璧などとは思っていないけれども、一段階はステップアップしたつもりで担当していたであろう自分自身を振り返り恥ずかしく申し訳なさでいっぱいになりました。
加えて、未熟であることも分かりながら担当をさせてくださった多くの方に感謝の気持ちが湧きました。
講師デビューした頃、目の前の人々のためにと思うものの、
自分自身が進行することにほとんどの意識が向いていました。
少し慣れてくると、進行はスムーズにできるけれど、
目の前の人を受容できる部分は少なく、
納得してもらいたいうエゴを手放せずにいたように思います。
上手にやっていると思ってもらいたい、
もう一度呼んでもらえるようにやらなきゃ、等々
ほとんど自分のことばかり考えてました。
今も同じようなことを考えることもあるし、
完璧でもないし、歳の割にはいけてないけど、
でも、止めなかったから
明日は今日よりよくできるようになりたいという思いを
ずっと手放さずに来たから、
すご~く長い時間をかけて
少し前進したのかもしれません。
そして、昨日の事務局の方からのフィードバックは、
自分自身の成長の実感よりも
私は、今後さらに人の成長を本当に信じ
根気よく待つことができるようになる必要があることも
教えてくれた気がしてきました。
