何年か連続して仕事をいただいているクライアントの研修の際に、
いつもランチに立ち寄るお店があります。
とりたてて特徴があるわけではありませんでしたが、
居心地の良さが感じられるお店で、お昼時に行くと
入れないことまるぐらいの盛況ぶりでした。
先日もその仕事先での昼食時に、混んでたらどうしようと思いながら、
ドアを開けると、ちょうど正午にもかかわらず、お客様は2組だけ。
あれれ・・・どうしたのかな~って思いながら、
どの席に座ればいいのかな、案内があるかなと思い突っ立っていたものの、
一向に案内してもらえる気配はなく、
自ら「ここ座ってもいいですか?」って尋ねて窓際の席に着きました。
お水は出てきたけれども、メニューは持ってきてもらえず、
「何にしますか?」といきなり尋ねられ、またまたびっくり
いつものホールスタッフの人はいらっしゃらない様子
そして、オープンキッチンにいる調理担当の人も変わられたみたい
人が変わることは問題ないけど、
この温かみのなさは何????
居心地の良さはどこへやら・・・・・。
お客さんが少ない原因は、これか~っと納得しながら
食事を済ませ、コーヒーを注文しようと合図をしたら、
近寄ってこず「なんですか?」と遠くから尋ねられ、
さすがに開いた口が塞がりませんでした(-""-;)
昼食後研修担当者の人にそのことを話すと
「あっ、先にお伝えしておいたらよかったですね」と
オーナーは同じだけれどもスタッフの入れ替わりがあり、
その後良くない評判がその組織内にも口コミであっという間に広まり
以前はよく出入りしていた人も今は足を運ばないとのこと。
「私も、自分の目で確かめたわけではないんですけど、
社内の評判が良くないので、行かなくなりました」とおっしゃってました。
味が変わったわけではないけれど、
接客に一切の温かみが感じられなくなると、
そりゃ行きたくなくなるよねと実感させてくれる対応でした。
接客業をどのように捉えて仕事をされているのでしょうか・・・。
おもてなしの心の大切さと
口コミの大きさを感じた出来事でした。