ボクらの少年時代「牛乳キャップ飛ばし」 | 小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

兵庫県の田舎で、茅葺きトタン引きの古民家でデザイナー&イラストレーターとして生活しています。
自宅兼事務所の「古民家空間 kotonoha」は、雑貨屋、民泊、シェアキッチン、レンタルスペースとしても活用しています。

おそらく、日本中どこの小学生も夢中になった牛乳キャップ集め。今の学校給食の牛乳キャップも紙が使われているのでしょうか?


基本的に、子供は人が持っていないものを集めるのが好きです。ウルトラマンの怪獣カードなどは、まさに子供心をくすぐる大人の戦略にまんまとハマっているわけです(大人でも、ポケモンGOにハマるぐらいですので)。学校給食に出てくる牛乳キャップは誰でも持っていて珍しくないので、銭湯に売っていたコーヒー牛乳やフルーツ味などのキャップを集め、さらに強者たちは乳製品を販売している会社に返信用封筒を同封して珍しいキャップを送ってもらったりしていました。


遊び方は学校によっても違うみたいですが、僕らはメンコ(ベッタンと言っていましたが)のようにしては遊ばず、両手をフイゴのような形にして叩き合わせて風を送って、裏返しになったら相手のキャップをもらえるという遊び方をしていました。ベッタンも同様ですが、弱い奴は取られてばっかり…。言い方を変えれば、せっかく集めたキャップを巻き上げられるわけですので、今思うとなかなかシビアな子供の遊びですね(^_^;)


完成版のペン入れ後のイラストからさかのぼって、最初のアイデア段階の適当なスケッチ、鉛筆でトレースした下描き、着色のみの状態…。実際に絵を描く作業というのは、小学校の教室がどうなっているのかや、牛乳キャップがどんなデザインだったのかというところから調べ直さないといけないので、結構大変な作業なのです。