２０１7年４月：当時働いていた会社の日本での方針に不安を抱いた私は何かあればアメリカ本社への異動が出来るようIR−1ビザを申請。
２０１８年４月: ビザ取得後グリーンカード発行にはアメリカ国内の住所が必要だったのと、子供達にアメリカの教育を受けさせたかったため妻と子供達を先にアメリカへ引っ越させる。妻にとっては１８年振りのアメリカ生活が始まり、そして私の日本での逆単身赴任生活が始まる。目標は私も２年以内に社内異動を介してアメリカへ移住すること。
２０１８年８月：アメリカ大使館で面接、無事IR-1ビザを取得。
２０１８年９月：グリーンカード発行の為一時的にアメリカに入国、兼家族訪問。
２０１８年１０月 から ２０２０年１月：数か月に一度家族を訪問するが特に大きなイベントは無し。お金をセーブする為に一日５００円運動を自主的に行う。
２０２０年２月：アメリカにいる家族を訪問していた時、コロナの影響を受け航空会社が日米間のフライトを減らす事を決定する。そのため予定を早めて日本に帰国。この日以降コロナが世界中に大きく影響し始める。
２０２０年４月：フライト数が激減。お客さんも殆どいない。航空業界は危険な状態に。
２０２０年５月：長男の高校卒業式がバーチャルで行われる。次に通うはずだったコミュニティカレッジがコロナの影響で休校を決定する。
２０２０年７月：こんな状態で家族をアメリカに滞在させていても仕方が無いので一時的に日本へ呼び戻す事を決定。アメリカにあった荷物は全てストレージへ。私が働いていた会社が上乗せ退職金との引き換えに早期退職希望者を募集。コロナの影響で社内異動システムがフリーズしており、また日本でのオペレーションも予想していたより早く韓国へシフトしていたので、ここは日本で踏ん張るより退職金を取ってアメリカに移住して再スタートした方がベターだと考え退職を真剣に考える。
２０２０年８月：妻と相談の結果約２０年間働いた会社を退職する事を決める。そして同月末に退職。
２０２０年９月：人生で初めて「無職(失業)」というものを経験する。ハローワークへ通う度に「もしかして間違った判断をしてしまったのかと」自分を責める事が多くなる。自宅売却を不動産屋へ依頼、そして２週間後に買主が決まる。
２０２０年１０月：成田空港で航空整備士のバイトを時給１５００円で始める。時給が１５００円だったのは同時に失業保険手当も貰っていたので上限を超えないよう考慮したため。
２０２０年１０月：オレゴン州ポートランドでとある航空会社が航空整備士を募集しているのを見つけ応募する。
２０２０年１１月上旬：書類選考をパス。面接のためシアトルへ、そして採用される。滞在中に新しい職場(PDX)近くのアパートを探して契約。
２０２０年１１月下旬：再度家族をアメリカへ移動させる。私は日本に残り最後の片付けに奔走。
２０２０年１２月中旬：家を新しいオーナーさんへ引き渡す日が来る。家の玄関に立って家に今までのお礼を言った後もう２度と開ける事の無いドアを閉める。
２０２０年クリスマス：日本を出発、そしてアメリカで家族と合流。
２０２１年１月：新しい会社で航空整備士として働きだす。
２０２１年１月下旬：気に入った家を発見、そして購入。
２０２１年２月：新しい家での生活が始まる。
２０２１年３月 から ２０２１年７月：特に大きなイベントは無し。
２０２１年８月：２０２０年８月に早期退職した会社から「ワシントン州の空港で航空整備士として働かないか？」とコールが来る。
２０２１年９月：それまで働いていた会社を退社。そして以前いた会社へ復職。単身赴任生活がスタートする。
２０２２年９月： 本日、おかげさまで復職して１年になりました。
復職一周年＆備忘録として思い出しながら書き出してみましたが、本当にコロナに翻弄された２年半でした。
もうこんな忙しいのは勘弁です。笑
来月には日本が完全開国すると聞きました。
やっと.......やっと元通りに戻りますね。
長かった......うん、長かったよ。
これからも頑張ります！
思い出しながら書いたので年月がズレているかも知れませんがその辺はご容赦を。笑
