あっというまに今年も後一ヶ月なのですね。
久しぶりに鉱物関係の即売会へ行こうと思ったり、年末年始は何かと出費が多くなるので、何とかコイン以外への予算も捻り出さなくてはと思っていたりします。
コインの方は、ちょっと年始めのヘリテージを考えているので、年内のオークションはどうしたものかと悩んでいるのですが、ちょこちょこ購入したコインはありますので、写真が撮れたものから紹介したいと思います。
さて、今回はローマのデナリウス銀貨の話です。
古代コインと言えば、私はギリシアコインとローマコインなのですが、ローマはあまり手持ちがないので、とりあえずギリシアの合間にでも紹介していきたいと思います。
デナリウス銀貨
NGC評価はCh XF Strike5/5 Surface4/5
カラカラという名前は愛用していた服からの綽名で、ローマ皇帝としての公式名はカエサル・マルクス・アウレリウス・セウェルス・アントニヌス・ピウス・アウグストゥスと長ったらしい名前の方だそうです。
陽気な響きの名前ですが、正直に言いますとちょっと怖い顔に見えます。
実際に怖い人だったようで、仲の悪かった弟を母親の前で殺害して彼に関する記録を抹殺したりしているようです。
私も弟なのですが怖い人ですね…。
うーん、デナリウス銀貨は小さくて撮り難いです…。
暴君として有名な方ですが、ローマ人が大好き温泉ランド・カラカラ浴場を作ったり、アントニヌス勅令といわれる、ローマ帝国の全属州民へローマ市民権を与えた政策でも有名ですね。
さらにコイン収集面から見ると、現代でも数が多くてお手頃価格で手に入る、デナリウス銀貨二枚分の価値を持つ、アントニニアヌス銀貨の発行を始めたのもカラカラ帝です。(実際の銀保有量は1.5倍程。デナリウス銀貨の方も軍事費などの増大から保有量50%近くにまで低下していたようです。)
いろいろと政策を実行した方ではあるのですが、期待とは裏腹に財政の悪化や、公共心の低下など、あまり結果は良くなかったようで、コインの肖像もなんだか不機嫌そうな感じですね。
裏面は戦いの神であるマルス神
好戦的な方らしく軍事面では、ライン河からドナウ河までの国境で攻勢に出て防衛線の強化を進めましたが、パルティアへの遠征中に暗殺されてしまいます。
そんなカラカラ帝の銀貨ですが、ローマコインはやはり有名な五賢帝のものを集めたかったので、なぜカラカラ帝?かというと外国からコインを購入した際に送料が安くなるのでついでに買って一緒に送ってもらったからなのです。
ついでのカラカラさんからは怒られそうですが、有名な方なので一枚は持っていたいと思っておりましたし、肖像も打刻が鮮明で特に悪い所も無いコインですのでしばらくは我が家でゆっくりしてもらいたいと思います。
今回はこんな所で。










