以前からAWへコインの出品をしようかなと言っていましたが、今年も終わりそうになってようやっと依頼をしようと浜松町のAW社へ行ってきました。

 

いや、なかなか行かなかったのも忙しかったとか色々とあるのですよ…たぶん(10%くらい。残りはめんどくs…あわわ。)

ともあれ最近はコインの高騰でどうにも予算が心もとないのでこの機会に入れ替えや微妙な評価のコイン、後は図柄違いであるものの複数枚持ってる物や今後手に入る機会があるであろう物は思い切って出品に回しました。

 

ついでにスラブのリホルダーをしたかった物も合わせて20枚近く渡してきました。

出品物の半分は紹介せずにお蔵入りしていた物やいずれ機会があればと思っていたものと、残りは記事で紹介した物でヘレニズム時代のテトラドラクマも2枚出品します。

ちょっと高額になるかもしれないのでオークションは1月と4月の2回に分けて出品しますのでご検討頂ければと…(いつも通り不落にならなければ御の字ですね。)

 

という事でリホルダーの分はお米の国に行ってらっしゃい!と思ったらNGCもアジア圏は香港へ行くのですのかね?初めてなので良く分からないです。PCGSは今は2年近く待つなんて恐ろしい事を聞きますが、NGCのリホルダーでも半年くらい掛かるのですかね?早く帰って来ないかなー。いやいや、果報は寝て待てですね。

スラブの更新が上手く行きましたら紹介したいかと思います。上手く行かなかったらたぶんこれも出品に回します。

 

さて、出品依頼して帰りましょうかねと思いましたが、せっかく人里に降りて都会まで来たのだし何処か行こうかしら、という事で東京駅直近のJPタワーにあるインターメディアテク(IMT)へ寄りました。

 

東京駅も久しぶりです。

 

明治10創学の東京大学の学術標本を展示したミュージアム施設なのですが、かつての大学に置かれていたであろう剥製や骨格標本、鉱物標本といった博物標本の数々やそれを展示する波打ったガラスと古色を帯びた木で作られた標本キャビネット等。新しい標本を見たければ上野の科博がありますが、古い物や驚異の部屋が好きな私にはたまらない展示なのです。

 

JPタワー施設紹介ページより。

 

大型キャビネットが置かれたメイン展示室は撮影禁止なので写真を紹介できないのですが、科博でも日本館のシックな建物と内部の展示や、大英博物館のEnlightment(啓蒙の部屋)とかを思い浮かべてもらえればイメージに近いと思います。

 

入口ホールのマチカネワニの骨格は撮影可です。

 

撮影可②

 

撮影可③

 

数年前に行った時よりかちょっと展示品も増えていた気がします。このまま博物学の宝庫として充実してくれれば言う事無しですね。ちなみにミュージアムは無料なので東京駅へいらっしゃった際に興味のある方はぜひぜひ。

 

そういえば来月はクリスマスなのですね。

 

うちもツリー出しますかね(小さいですけど)

 

ではこんな所で。

 

ほい、お次は都市景観メダル!

 

ドイツ 1882年 ローテンブルク都市景観 銅メダル

NGC MS62

 

前回フランクフルトの都市景観銀貨の紹介をしましたので、いつか一緒にと思っていたメダルの紹介をしてみます。

実はこれもJCCさんの所で買った物です(笑)ちなみに見た目は銀メダルですが、銅メダルなので銀メッキですね。

 

メダルの詳細としては17世紀の三十年戦争時の歴史的記念日を祝う、ローテンブルクの伝統的フェスティバル「マイスタートゥルンク(Meistertrunk)」の開催を記念して制作されたメダルになります。

三十年戦争中、カトリックの軍に占領されたローテンブルクは、大杯に注がれたワインを一気に飲み干す者が居れば街の破壊と指導者の処刑は取り止めるとの条件から、見事一息に飲み干して街を救ったというエピソードからの歴史祭りとなるそうです。

 

今でも中世的な街並みを残した観光地として有名だそうで、画像で見てもロマンチックな街並み。

 

17世紀のローテンブルク

 

都市景観の図柄としては、かつてのローテンブルクの景観から見ると作られた19世紀当時ではなく、中世的な塔の多い街並みとその周囲を覆う田園の風景から17世紀の景観のようです。なんだかおとぎ話に出てくる風景みたいですね。

 

メダルなので立体感はミニチュアの都市の模型を見ているみたいで緻密な作りは素晴らしく、拡大すると引き込まれそうです。

銀メッキなので多少のスレはありますが、図柄のメリハリが出てこれもまた良い感じではないでしょうか。

都市の下には小さく二つの塔を描いたローテンブルクの紋章があるのですが、隣のこれは何でしょうかね?ライオン?

 

裏面はあまり面白味は無いです。マイスタートゥルンクについての碑文ですかね。

 

前回のフランクフルトと比較で並べてみました。

 

作られたのは19世紀と、フランクフルトのターラーからは100年程後の物になりますが、メダルなので立体感とかはあまりコインとの比較にはならなかったかもしれませんね。

値段もちょっとだいぶ開きがありますが、私にとってはどちらも甲乙つけ難い物ですので一緒に並べて保管しておきます。

 

という事で2枚の都市景観が手に入りましたが、コインとなると高鑑定の物はもはや高騰でなかなか手が出せないお値段になってしまいましたが、メダルも上昇傾向ではあるものの、物によってはまだ数万円程度でMSグレードにも手が届きますし、都市景観の図柄を求めるのならばメダルでもいいかもしれませんね。

 

ではこんな所で。

 

ついに我が家にやってきました都市景観!

ようこそいらっしゃいました。

 

フランクフルト 1772年 ターラー銀貨

PCGS AU58

 

いやあ、長かったですね。入手できないでいる間にあれよあれよと値段は上がりこんなお値段に…。あまり値段についてはブツクサ言うつもりは無いにしてもこれはちょっとね。

まあ、AWは駄目でしたがこうしてJCCさんのおかげで入手出来ましたし、今年の目標としては達成出来たのでよしとしましょう。

 

しかし、コインは流石の名品の名に恥じない出来ですよね。ターラーというと神聖ローマ帝国の君主の物は以前に入手しておりましたが、この時代になるともうローラーダイは使っていないのですかね?歪みも無くカッチリとした作りに見えます。

都市景観の名に恥じない緻密な都市の図柄と共に、三位一体の象徴を天にあしらい、豊穣の角コルヌコピアとヘルメスの杖をアクセントにしたデザインが素晴らしいです。フランクフルトの都市景観銀貨は代表の一つでもりますのでぜひとも一枚入手したかったのでこうして手に取ることが出来て感無量です。

 

さて、都市景観というとコインの作られた当時の景観を今に見る事が出来ますが、フランクフルトの都市を流れるマイン川とそれに面したかつての旧市街の風景を知ることができますね。プロイセンに併合されるまでは自由都市として神聖ローマ皇帝の選挙も行われた繫栄した都市だったの事で、コインを作った人達の自らの都市への自信が現れているのではないでしょうか。

 

 

裏面はフランクフルトの都市の紋章。コインの極印技術も成熟したのかここまで来るともう近代コインと遜色ない出来栄えにまで感じますね。この後の時代も近代に入った19世紀にフランクフルトの都市景観コインは作られていますが、そうそうこのお値段では入手は難しいですし、私はこれでターラー銀貨と共に都市景観コインは打ち止めになりそうです。

 

と書いてみましたが、実は19世紀の都市景観メダルは入手しておりますので、後ほど比較できるように紹介できればと思います。

 

ターラーも都市景観は難しくても、何とかあと数枚くらいは入手したいのですよね。物によっては数グレードくらい下げれば少なくともスラブボックスのトレーを一つ埋めるくらいは集められるかもしれませんが、さてどうした物やら。

 

最後に現在の同じ場所の景観はどんな感じなのかと探してみました。

おそらく聖バルトロメウス大聖堂をメインにしたこの辺りかと。

 

ではこんな所で。