今回は25日に行ってきた標本即売会のお話。

 

どうも去年の後半あたりから体調が良くないのですが、またまた風邪をひいてしまいまして。熱は下がったものの、なんか怠い。でも即売会のインセクトフェスティバルに行きたいしなあ…。

こういう時は助けて!ユンケル皇帝!(高いのは本当に効くんですね。でもこれって体に悪いんだろうなあ…。)

 

ちょっと無理をしたのは昆虫ブログで何かとやり取りをしているフォロワーの方々も来るとの事で、顔合わせだけでもと午前中の仕事後に帰りの電車でそのまま浜松町へ。

 

そして会場。どこっ!いたっ!喰らえっ!余品標本!

いや、京庵さんがご結婚されたとの事で、ちょっとマイコレ標本からサービス的なお取引と余品をお渡しするのも今回の目的でした。マイコレ標本は結構良い個体だと思いますので大事にして頂ければと思います。

こういうブログ関係での顔合わせは初めてでしたので、ちょっと新鮮な体験でしたが皆様これからもよろしくお願いいたしますね。

 

さて、皇帝が効いている内に会場を回っておかないと。

あまり頭が働かないので欲しい物も決まらない流し見から、摘まむ感じでいくつか購入してきました。

 

結果。

 

買っちゃった、ボナちゃん。

うちのボナリエンシスはオスだかメスだか判らないような小型個体しかいなかったのですが、ようやくウサミミも立派なオスの大型個体を入手出来ました。やったね。

 

少し珍しいと思うイランのケブカフトタマムシも入手。

Julodis aeneipes という種類だと思います。多分。

 

あとは、普通種ですけどペルーのアシナガコガネの仲間とかちょっと気になったインドネシアのミズスマシとかを購入。

結局会場を2周したら限界で退散。

 

なんだか前も寝不足でフラフラして行ったし、最近朦朧としながらイベントに参加する事が多いような…。今年は体力と健康に気を付けて生活しないとなあとも思う即売会でした。

 

参加した方々もお疲れ様でした。

ではこんな所で。

 

さて、今回はちょっと骨董的な話でも。

何となく入手して持っている懐中時計を紹介してみましょう。

 

イギリスの王室御用達でもあったJW.ベンソンというメーカーの物です。

 

特に時計に詳しいわけでは無いのですが、YouTubeとかでアンティーク時計のオーバーホール動画とかを見ていたら何だか自分の収集しているヴィクトリア朝時代の物が欲しくなっちゃいまして、eBayでコインを探しているついでに一つ入手してみたのでした。

 

一応ガラスの欠けや陶器の文字盤が割れていない物くらいの基準で選んでみたのですが、これが状態が良いのか悪いのかは知識が無くて今一分かりません。

 

外見と比べると内部のムーヴメントはだいぶ腐食的な汚れがありますが、ちゃんと稼働品なので鍵巻きで巻き上げると今でもカチカチ時を刻んでくれます。懐中時計所か腕時計すら使わない私なので、何とも不思議な気持ちでヴィクトリア朝当時に使っていたであろうこの機械を見ながら当時に思いを馳せてみます。

 

時計としては1日巻きなので、毎朝起きた時にでも巻き上げて自宅や職場とかの置時計を見ながら時刻合わせを行うといった感じですかね。工業化社会の幕開けの19世紀であり個人で携帯できる精密機械の大量生産が可能となった象徴のような懐中時計ですが、時間に追われる現代生活の幕開けでもありますね。

でも、使い方的には現代と比べて1日巻きで十分な、まだのんびりした時代でもあったのかもしれませんね。

 

ちなみにこちらの時計は1892年製となりますのでギリギリヴィクトリア女王の時代ですね。

イギリスの銀製品には年代や製造場所が判別できるホールマークという刻印が打たれておりまして、この時計は銀無垢時計ですので、裏蓋を空けると刻印が確認できます。

 

左向きのライオンの刻印がスターリングシルバーの意味で、ライオンの頭部がロンドンの製造、盾の中のR、の三つの刻印で1892年製造となるようです。

詳しくは刻印表を見てみないとですが、刻印は毎年変更されるそうで組み合わせで製造場所や年代を調べられます。

 

そういえばコインの磨きはご法度ですが、銀時計とかは磨いちゃってもOKなのですかね?オーバーホール動画とか見てても定番の塩とアルミホイル漬けをケースにしたり結構ガシガシ磨いていてコインコレクターの私からすると意外な気持ちでした。

 

まあ、大量生産品でこちらも数万円で入手できますので、磨きながら普段使いしちゃおうくらいの気持ちの方が時計本来の使い方でいいのかもしれませんね。

私もいつか何かの間違えで懐中時計の似合う紳士になったら懐に忍ばせて出かけてみようと思います(使わないにしても日差が10分くらい出てしまうのでいずれ整備に出したいです。)

 

コインの年代的にはヴィクトリア朝の最後の方ですのでジュビリーやベールドヘッドになりますが、やはり女王と言えばゴシックでしょう。一緒に一枚。

 

ではこんな所で。

 

すみません、次回はコインの話と言っていましたがメダルの話です。

ヴィクトリア女王のモハールを紹介しましたし、残っていた女王のメダルの方も紹介しようかと思います。

 

1838年 イギリス ヴィクトリア女王

戴冠記念銀メダル

NGC MS61

 

コインで若い女王の肖像というとヤングヴィクトリアの物が有名ですが、メダルの方はヘアバンドのせいかちょっと雰囲気が変わっていますね。

 

1837年の即位から、在位63年に渡る女王の統治したヴィクトリア朝時代の最初を飾る戴冠記念ですので、ヴィクトリアコインとメダル好きの私としてはぜひ入手しておきたかったのでした。

 

作り自体も厚型スラブに入っているだけあって、メダル立体感と重量感と共に竜退治の図柄で有名なピストルッチ作の女王の美しい彫刻がプルーフな表面から浮き出るようで見事です。

女王の頭部辺りの縁はブルーのトーンが出ていて、これがもう少し薄くぐるっと縁の周り全て囲んで出ていればより素晴らしかったのですが、一部だけとは上手く行かないものです。

 

あと、このメダル金銀銅と三種類かと思っていたらプラチナタイプもあって四種類なのですね。銀は銀錆のトーンが付きますが、プラチナって時代を経るとどんな感じになるのでしょうか?

 

裏面はイングランド、スコットランド、アイルランドの三女神から王冠を渡される女王の図柄。

女王のコインには何かとお馴染みの獅子も後ろに控えています。

 

臨場感溢れる精密な彫刻はメダルならでは。この三女神の図柄は他の戴冠メダルの図柄にも使われていたはずですので、歴代君主の戴冠記念メダルコレクションといった感じで集めてる人もいるかもしれませんね。

 

最後に女王の肖像画を一つ。

戴冠時の絵と悩んだのですが、フランツ ・ ヴィンターハルターの1859年の肖像画。

 

ヴィクトリア女王関係は他にはルピー銀貨がまだあるのですが、ひとまずこれで一区切りにしたいと思います。(後程、ヴィクトリア朝時代の古物の話をもしようかと考えていますが。)

 

ではこんな所で。