どうですか? バリンガを始めたくなってきましたか?

バリンガが売れると、日本の内需も拡大(ちょっとだけ)。
景気が回復して、私のリストラされる確率も減るかも(ちょっとだから意味ない?)

ということで、これからバリンガを始める方のためにTipsをいくつか。

(1)ヘッドセットマイクを接続する際の注意点
 ヘッドセットマイクを予めPCに接続してから、バリンガを起動しましょう。
 音声の入出力を途中で切り替えると固まりました。


(2)全24日間トレーニングの内訳

<1セット目>
Booster1: 8(1日)+8(1日)
Booster2: 8(1日)+8(1日)
Booster3: 5(1日)+5(1日)
Booster4: 3(1日)+3(1日)

<2セット目>
1セット目と同じ

<3セット目>
1セット目のBooster3, Booster4

<4セット目>
3セット目と同じ


(3)2セット目以降の時間短縮方法
2セット目はアニメをスキップしましょう。
けっこうアニメで時間を食いますので。

(4)3セット目以降の時間短縮方法
3セット目では、ナチュラルスピードを選べるようになります。
問題なく聞き取れるようなら、ナチュラルスピードでトレーニングしましょう。

(5)24日間で修了するコツ
24日間の短期集中で修了するには、毎朝1時間早起きするのが一番だと思います。

夜やってみたこともありますが、仕事で疲れていると集中力が続きませんでした。
しゃべっている途中で眠ってしまったことも。

あとは、時間がある週末は、平日より多めにやっておくことも重要。
私は、平日より2~3倍ほど詰め込み気味にやりました。
平日、トレーニング時間に余裕があるときにも、多めにやっておきましょう。

なにがあっても、24日間で終えましょう。
終わらずに十分な効果が得られなかったら、悲しいですから。
私の場合、そんな感じで、できるときには多めにやるようにした結果、気が付けば15日間で修了していました。


リストラ or English-balingua_cmp

ちょっと、詰め込み過ぎだったかもしれませんが、期間内に終わらないよりはいいでしょう。

「えいご漬け」シリーズ比較表 には、バリンガのTOEICレベル(目安)として、

  0~900点(TOEIC高得点でも話せない人)

と書かれています。

しかし、本当に誰がやっても効果があるのでしょうか?

たしかに、最初は、

  Yes, Ben is American.

といった英語を返答するだけなので、とても簡単です。


しかし、あっという間に難易度が高まっていきます。

  そんなに関係代名詞って使いますか?

と首を傾げたくなるほど、関係代名詞のオンパレード。


関係代名詞がなんなのか分からない状態でバリンガに取り組んだとしたら、なんのことやらワケが分からず挫折してしまうのではないでしょうか?

それと、リスニング能力が十分でない人がやっても、ツライだけではないかという気がします。
分からなくても耳で聞いたとおりに繰り返せばよいという話ですが。
もし、私が「もっと えいご漬け」前の状態で取り組んでいたら、間違いなく投げ出していたでしょう。

今は、バリンガのほとんど全てのフレーズを聞き取ることができるようになっていたので、知っている単語を使って話す練習ができ、とても楽しく取り組めました。
しかし、なんと言っているのかもよく分からない状態で、知らない単語を使って話す練習をさせられたとしたら、苦痛にしか感じられないのではないでしょうか。

ちなみに、私が聞き取れなかった単語は2つ。
fierceとcautiousです。
どちらも気になって、日本語訳を見てしまいました。
できるだけ見るなという指示ですが、何を言っているのか気になってダメでした。

リスニング力が足りない状態だと、知らない単語が出てくるたびに、こういう状態になってしまうワケです。
そのつど、日本語訳を見たい衝動と戦うハメになるのですね。

まとめます。
私がやってみた感触としては、

  1.関係代名詞についての文法の知識がある
   (すなわち、文法の基礎固めができている)
  2.「もっと えいご漬け」(あるいは「えいご漬け」)
   を修了した程度のリスニング力がある
   (すなわち、リスニングの基礎固めができている)

という条件を満たしている人でないと、楽しく学習するのは難しのではないかと思います。

これが、正直な感想です。
やった~! バリンガ修了しました~

こちらが証拠の画面

リストラ or English-shuryou


バリンガの正式名称は『えいご漬け バリンガシステム 』。
英語を話すためのトレーニングができる英語学習ソフトです。

全24日間の短期集中トレーニング。
長いときには1日に1時間ほどのトレーニング時間になります。
短期集中でないと効果が薄れるとのことなので、毎日のトレーニングメニューを確実にこなすため、1時間早起きして取り組みました。

といっても、1時間もかかるのは最初のうちだけ。
最後の方になってくると口が英語のリズムとイントネーションに慣れてきて、早くしゃべれるようになるので、30分ほどで終わりました。

バリンガには英文テキストは出てきません。
文はすべてカードと音声だけで表されています。
カードをもとに質問されるので、カードに合わせて回答します。
このトレーニングを繰り返すことで、頭の中から日本語はもちろんのこと、英文テキストも追い払われます。
そして、イメージで捉えられるようになるというわけです。

やってみると、実際、そうなります。
カードの絵しかないので、そうならざるを得ないのです。
おかげで、英語脳の感覚が少し分かってきました。

さて、効果のほどは……?

  ものすごい効果がありました!

英語がペラペラしゃべれるようになって、鏡を見たらそこにアンジェリーナ・ジョリーみたいになった私が映っていてビックリしました!

  なんてことになるワケがありません……。

そもそも、英語をしゃべる機会がないので、しゃべれるようになったかどうか分からないのです。
しかし、しゃべれそうな気がしてくるのは確かです。


それと、話すトレーニングをしていたはずなのですが、なぜかリスニング力がUPしました。
これは本当の話です。
それは、TVを観ていたときのこと。
バリンガ ビフォーアフターを体感しました。

ときどき、アルフ (NHK教育)を分からないながらも英語で観ています。
アルフには、アメリカのホームコメディー特有の笑い声が随所に挿入されています。
しかし、その笑い声の全てが意味不明でした。

  いったい何がおかしいんだい?

とコメディーのハズなのに、腹が立ってくることもしばしば。


それが、バリンガ修了後はどうしたことでしょう♪(劇的ビフォーアフターの曲スタート!)

  ハハハッ 笑える!

まったく分からなかったアメリカ人たちの会話が、微笑ましい、一家団欒の会話へと生まれ変わったのです♪

もちろん、全部の会話が分かるワケではないのですが、確実に分かる会話が増えました。


そんなわけで、バリンガをやってみた感想は、

  とても有益な英語学習ソフトでした!

ということになります。


お値段も5000円でお釣りが来るお手ごろ価格ですし、英語力UPのために24日間早起きする覚悟がある方は、ぜひ挑戦してみてください。


ただ、プラトのページ(「えいご漬け」シリーズ比較表 )で対象者を「レベルに関係なく、英語を話せるようになりたいすべての人」としていますが、これはちょっと違う気がします。

長くなったので、バリンガの対象者の話については、次回ということで。